需要予測
この先どの程度必要とされているかの予測。鳴り物入りで始まったイベントや、施設などが赤字であると報道される際、「需要予測の甘さ」が原因として指摘されることが多い。天気よりは予測が難しそうだ。計画が承認されそうな数値を先に作り上げて、需要予測をそれに合わせるという手法も時には用いられているらしい。
笑ってばかりもられないのが、自分の足下の話だ。今書籍「ブラームスの辞書」の手持ち在庫は100冊ほどだ。ここ5年間の傾向として、お買い上げ頂くのが年間5冊程度で、知人への贈与をいれれば10冊程度が私の許を離れる。単純計算としてあと10年で「ブラームスの辞書」の在庫が底を突くことになる。
一方ブログ「ブラームスの辞書」は2033年5月までの継続を目標にしている。表向きの名目は書籍「ブラームスの辞書」の宣伝であるにもかかわらず、最後の10年は販売用の手持ち在庫無しということになる。これは何気なく厄介な問題だ。「重版刷ります」となればカッコいいのだが、そうもいかない。
「年間10冊」という見込みが大甘で、年間5冊になってくれればなんとか凌ぐことが出来る。
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