自転車操業
借金返済のための借り入れが次から次への起きること。借り入れの停滞は倒産を意味する。こぐのを止めると転倒してしまう自転車の特性から転じて派生した言い回しだ。企業経営にとってはもちろん良いことではない。雪だるま式に借金が膨らむと考えねばならない。家計の場合にはあまり自転車操業とは言わない気がする。火の車と呼ばれることが多い。
ブログ「ブラームスの辞書」の記事備蓄もこれに似ている。ネタのひねり出しがとまると立ちどころに備蓄の切り崩しが始まる。毎日ネタを思いつかないとやがて更新が途絶える。その恐怖に対処するために記事の備蓄をしている。あるいは自分の健康を信じていないとも言える。2033年5月7日までの継続のために必要な記事を備蓄し終えるまで、自転車操業が続く。
会社の経営に比べれば気楽なモンだが、ドキドキ感は相当なものだ。
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