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2017年9月13日 (水)

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長くブラームス愛好家を続けていると「ブラームスが好き」という言葉が人の口から発せられるのを耳にする機会が多い。もちろん自分も使う。定義が甘いことにかけては筆頭格の言葉だ。突き詰めるのは野暮でもある。

世の中の作曲家の中で1番好き。全ての作品を聴いた訳でもないし、聴いた作品全てで感動する訳でもないけれども、単に好きだ。私の定義はこんなものだ。好きなことに加えて暇もあるので本を書いたりブログを運営したりもしている。

「ブラームスが好き」と口にした人に「どんな作品が好きですか」と尋ねる。「ハンガリア舞曲」と「子守歌」ですという答えがあると難しい。これは「ブラームス作品全てを聴いたが、やっぱりこの2曲は最高だ」の意味であることは希である。

ある特定の演奏家の大ファンがいたとする。その演奏家の得意なレパートリーがブラームスだった場合、その大ファンは「ブラームスが好き」としばしば口にする。

上記2つは極端な例である。けれども大抵はそれぞれの基準に従ってご本人が「ブラームスが好き」と自称することになる。

この多様性こそ尊重されるべきだ。突き詰めるのは野暮と申したのはそのせいだ。愛好家同士の飲み会では、目の前のブラームス愛好家がどのパターンなのか、早い内に見抜けないと話がすれ違うことも少なくない。そうしたスリルが一つの醍醐味になっている。

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コメント

海鳥1960さま
ご無沙汰しております
文系の私には実感がわきません

エンジニアとしての長年の経験からですが、理系男子のクラシック音楽ファンに限定すればブラームス好きの率が高いと感じます。

全くの私見ですが、その音楽の内向性とロマン派的要素が、理系男子に共通する狭くて深い探究心(ネクラとも)にマッチするのかと。

ロマン派ではないですが、地味で発散的でないモーツァルトも理系にファンが多いような気がします。

異論を持つ方も多いでしょうが、、、

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