聴く才能
クラシック音楽というジャンルにおいて、後世に残る作品を生み出そうと思ったら、作曲についての特別な才能が要る。ましてそれが名曲と位置づけられることを狙ったら尚更である。
さらにそうした作品の演奏が一定の評価を得るためには、やはり特別な才能が必要だ。
私はそのどちらにも恵まれていない。
もしブラームスの作品を聴いて感動するために、ブラームスと同等の才能が必要だったらこれはとことんお手上げである。
音楽を聴いて素晴らしいと感じるためには作曲や演奏ほどの才能が無くてもOKなのだ。最近そのことをつくづくありがたいと思う。
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