Dという根幹
ブラームスが残した協奏曲は全部で4つだ。
- ピアノ協奏曲第1番ニ短調op15 ニ短調→ニ長調→ニ短調
- ヴァイオリン協奏曲ニ長調op77 ニ長調→ヘ長調→ニ長調
- ピアノ協奏曲第2番変ロ長調op83 変ロ長調→ニ短調→変ロ長調→変ロ長調
- ヴァイオリンとチェロのための協奏曲イ短調op102 イ短調→ニ長調→イ短調
見ての通り、4つの協奏曲全てに「D」を主音とする楽章がある。「D」を主音とする最初の2つは、当たり前の話だが、後の2つにニ短調とニ長調が現れるのは、一段と有り難みが増す。
おそらく偶然なのだと思う。けれどもこういう偶然を、ひるまずに記事にして行かないと2033年までは持たない。
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