徳島坂東が第九の日本初演の地、ドイツ俘虜の組織するオケの演奏だった。その俘虜収容所の跡地が、公園として整備されている。近所には資料館も併設されている。
行ってみて驚いた。千葉県の習志野にあった収容所跡は、ここ坂東ほどは整備されていない。収容中に落命した俘虜たちの慰霊碑が、仲間たちの手によって建立され、その現物が今も残り供養されている。
強烈なオーラを感じた。まさにパワースポットだ。
戦争の爪痕と形容するには抵抗を感じる。ドイツ人の音楽への思い、故郷への思い、歴史のかなた確かにここに千名のドイツ人が生きていたというオーラ。そして現代まで供養を欠かさぬわれら日本人。その証としての第九。
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