ブラームス神社

  • 道中安全祈願

おみくじ

  • テンプレート改訂しました

独逸日記

  • ドイツ鉄道博物館のおみやげ
    2012年3月28日から4月4日まで、次女の高校オケのドイツ公演を長男と追いかけた珍道中の記録。厳選写真で振り返る。

ビアライゼ

  • Schlenkerla
    自分で買い求めて賞味したビールの写真。ドイツとオーストリアの製品だけを厳選して掲載する。

カテゴリー

« イエンナーの昼食 | トップページ | DBのペン »

2017年12月 6日 (水)

貧民施設の食事

出世を遂げた後のブラームスの食事については、十分とは言えないまでも複数の証言がある。これに比べてハンブルク時代の食事がなかなか判明しない。メニューが紙で残るのはレストランくらいで、一般家庭のメニューが理由もなしに記録されるとも思えない。

思わぬ手掛かりは教会。教会直営の福祉施設、貧民のための救済施設の献立が保存されていることがある。農分社刊行の「世界の食文化」の18巻「ドイツ」にブラウンシュヴァイクの貧民施設における1週間の献立が掲載されていた。1842年という絶妙な時期のものだ。

青字が昼食、赤字が夕食とする。ちなみに朝食は記録されていない。

  • 月 ひきわり大麦、ジャガイモバター付き黒パン、脱脂ミルク
  • 火 ニンジン、ジャガイモジャガイモスープ、脱脂ミルク
  • 水 レンズ豆、ジャガイモバター付き黒パン、脱脂ミルク
  • 木 えんどう豆、ジャガイモバター付き黒パン、脱脂ミルク
  • 金 スウェーデンカブ、ジャガイモあら引きオート麦、脱脂ミルク
  • 土 レンズ豆、ジャガイモ、バター付き黒パン、脱脂ミルク
  • 日 白いんげん豆、じゃがいもバター付き黒パン、脱脂ミルク

貧民施設の給食とはいえ気の毒だ。ブラームスの家は貧しかったことが頻繁に記述されている。これよりもっとシンプルな食事だったかもしれないし、これよりはマシだったかもしれない。いずれにしろジャガイモ中心で、肉は出ないと判る。ワインやビールはもとよりコーヒーだって現れない。ブラームスの伝記で言う貧乏とはつまりこの水準の話だということだ。

« イエンナーの昼食 | トップページ | DBのペン »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 貧民施設の食事:

« イエンナーの昼食 | トップページ | DBのペン »

フォト

ブラームスの辞書写真集

  • Img_0012
    はじめての自費出版作品「ブラームスの辞書」の姿を公開します。 カバーも表紙もブラウン基調にしました。 A5判、上製本、400ページの厚みをご覧ください。
2020年3月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
無料ブログはココログ