150年周期
統計上、大地震には周期があるとも言われている。彗星の接近はもっと確度が高い。地球の自転公転による周期には慣れっこの人類も、長い周期となると曖昧なことも多くなる。
西洋音楽史の書物を紐解くと「150年周期説」に行き当たる。
- 850年 グレゴリオ聖歌 現存する最古の楽譜
- 1000年 多声音楽
- 1150年 ノートルダム楽派
- 1300年 アルスノヴァ
- 1450年 ルネサンス音楽
- 1600年 バロック音楽
- 1750年 古典派・ロマン派
- 1900年 現代音楽
という具合だ。古典派とロマン派はひとまとまり扱いになっている。1750年のバロックのエンディングはバッハの没年というところのもっともらしさが目立つ。偶然の一致として一笑に付すのは自由だなどと思っていたのだが、1900年のロマン派の終焉をブログ「ブラームスの辞書」流に読み替える。
1897年のブラームスの死こそが、ロマン派の終焉であると。
1827年のベートーヴェンの死は、古典派の終焉であったかと、妄想も膨らむ。ドイツ史観に立てば、3大Bの死は、バロック、古典派、ロマン派の死であるとの再定義が可能だ。
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