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2018年1月11日 (木)

カンタータ研究

書物の名前だ。正確には「バッハ カンタータ研究」という。樋口隆一著で、音楽之友社刊行。400ページを超える分厚い本だ。

バッハのカンタータ研究書という体裁ながら、歴史の視点が常に著述の中枢にある。研究史。受容史、演奏史の側面が、おそらく意図的に強調されている。

カンタータを中心据えながらも、必要に応じてバッハ全般への拡大逸脱も厭わない。本当に本当に興味深い。

何よりも特筆すべきは400ページ超の大著の397ページ以降の15ページ少々が「ブラームスと19世紀のバッハ研究」と題されている。この15ページのために5200円を嬉々として支出した。

そこでは冒頭いきなり「ロマン派の大作曲家の中でブラームスは異彩を放つ」と大胆に断言する。以下その理由が詳細な資料を添えながら論述される。ブログ「ブラームスの辞書」が一年を超える期間、悠然とバッハに逸脱する理由は、それだけで十分だ。

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