閉店バーゲン
業種を問わず、閉店が決まったお店は最後の日々に閉店バーゲンが行われることが多い。このあたりが鉄道の路線廃止や、車輌のさよなら運行との違いだ。商品が安く手に入るには入るのだが、悲しい。
5割引き7割引きともなると、店頭は悲惨だ。「包装お断り」の告知もある。売り場が劣化するのだ。売り場に段ボール山積みが見られたり、プライドめいたものが薄まる気がする。だからさびしさと相まってやりきれない気持ちになる。
ブログ運営も同じか。
ブログ「ブラームスの辞書」は2033年5月7日までの毎日継続を目標にしているが、その直前に閉店バーゲン状態になるのだろうか。弱小ブログにプライドも何もあったものではないのだが、気持ちだけは張りつめていたい。あるいは、「バロック特集」のエンディング直前で、ぬるい記事の連発にならぬよう気合を入れる。
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