ブラームス神社

  • 道中安全祈願

おみくじ

  • テンプレート改訂しました

独逸日記

  • ドイツ鉄道博物館のおみやげ
    2012年3月28日から4月4日まで、次女の高校オケのドイツ公演を長男と追いかけた珍道中の記録。厳選写真で振り返る。

ビアライゼ

  • Schlenkerla
    自分で買い求めて賞味したビールの写真。ドイツとオーストリアの製品だけを厳選して掲載する。

カテゴリー

« 春の野に出でて若菜摘む | トップページ | コンプトゥス »

2018年3月30日 (金)

マタイ受難曲

バッハ宗教作品の金字塔。1727年4月11日、復活祭の2日前つまり聖金曜日にライプチヒにて初演された。キリストの受難を描く作品だけに、復活祭近辺での上演が多くなる。ブラームスの「ドイツレクイエム」の初演も聖金曜日だった。

お叱りも覚悟でごくごく大雑把に申せば、キリスト受難の進行は下記の通りだ。

  1. 聖木曜日 最後の晩餐
  2. 聖金曜日 処刑
  3. 復活祭  復活

毎年変動することに目をつむれば、聖金曜日は命日ということだ。土曜日は死没と復活の間なのでイエス様は黄泉の国におられるということになる。人々は特に静かに過ごす。

興味深いのは復活祭の日取りの計算方法だ。

「春分の日の後、最初の満月の日の次の日曜日」

おお。「春分」という概念は太陽の進行に由来するが、後段の「満月」は月の進行に由来する。太陽暦と陰暦両方が関与するということだ。

本日は聖金曜日である。イースターはあさって。

« 春の野に出でて若菜摘む | トップページ | コンプトゥス »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: マタイ受難曲:

« 春の野に出でて若菜摘む | トップページ | コンプトゥス »

フォト

ブラームスの辞書写真集

  • Img_0012
    はじめての自費出版作品「ブラームスの辞書」の姿を公開します。 カバーも表紙もブラウン基調にしました。 A5判、上製本、400ページの厚みをご覧ください。
2025年3月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
無料ブログはココログ