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2018年3月15日 (木)

ビオンディ

昔こういう名前の水泳選手がアメリカにいたからショップでCDを手に取ったときは面食らった。もちろん別人なのだがイタリアのバロックヴァイオリン奏者にファビオ・ビオンディがいる。

我が家にもCDがある。ヴァイオリンソナタはとても気持ちがいい。バロックヴァイオリンは、ヴィオラダガンバほどではないにしても響きが心細いと感じていたが、この人は例外だった。イタリア人のバッハ云々という屁理屈を笑い飛ばしてくれる爽快な演奏だ。バッハを振り回しているとでも申せばいいのだろうか。

同じくバッハのヴァイオリン協奏曲にも風変わりなCDがある。定番のイ短調やホ長調、あるいはドッペルには華麗なスルーをかまして、チェンバロ協奏曲の原曲の再現としてのヴァイオリン協奏曲を入れている。正規なヴァイオリン協奏曲ホ長調はチェンバロ版になっているというはぐらかし方が痛快だ。

すごいすごいとうわさのヴィヴァルディは、ベストセラーのイムジチの演奏が刷り込まれきっている脳みそには刺激が強い。でも楽しい。顔をしかめる向きは多いのだろうが知ったことではない。さらに「調和の霊感」op3はもっとすごい。ヴァイオリン練習用として名高いイ短調op3-6は異次元だ。課題研究にと初心者が聴いたら腰を抜かすだろう。学生時代に合奏に参加した曲が多いのだが、既成概念を根底から揺さぶってくれる。

今日はビオンディの誕生日だという。長男と同じだ。

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