企画のアレンジ
2016年の秋が深まった頃だった。生誕333年のバッハ特集を2018年に実施すると決めた。そこから記事のせき止めが始まった。バッハ関連の記事の公開を停止して備蓄に走ったということだ。同時に書き下ろしも始めた。会期半年程度のバッハ特集をもくろんでいた。
ところが、ほどなくバッハとヴィヴァルディの関係記事を書くうちにヴィヴァルディの記事が堆積し始めた。さらにヴィヴァルディを根城にヴェラチーニ、ジェミニアーニ、タルティーニに飛び火し始めると、もうあとはイタリアンバロックが芋蔓式だった。
一方、テレマン、ヘンデルから、ブクステフーデ、パッヘルベルへとドイツバロック系統の記事も堆積を始めた。
バッハに軸足を置きつつ、ドイツとイタリアのバロックへと質量両面の拡充が加速した結果、会期を1年に延長しバロック特集とする表札のすげ替えが起きたのが2017年5月くらいだったと思う。そして今、2019年8月31日を会期末とすることを正式に決定した。
記事の3分の2はバッハだけれど、バロック全般に視野を広げたこと、今では正解だったと思っている。
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