ルター由来のテキスト
ブラームスの声楽作品の中で、テキストがルター由来であるものはモテットop74-1の第4曲「Mit friet und freud ich fahr dahin」たった一つだ。ルター訳の聖書からはたくさん採用しているのだが、ルター作品の引用は希少だ。
同コラールは、バッハとパッヘルベルのオルガンコラールがある。BWV616とP396だ。
さらにカンタータ125BWV125が、同コラールを基盤に据えたコラールカンタータになっている。ブラームスのモテットop74-1と直接比較が可能だ。
パッヘルベルに声楽作品はないが、ブクステフーデのBuxWV76が、同コラールに準拠する。
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