ブラームス神社

  • 道中安全祈願

おみくじ

  • テンプレート改訂しました

独逸日記

  • ドイツ鉄道博物館のおみやげ
    2012年3月28日から4月4日まで、次女の高校オケのドイツ公演を長男と追いかけた珍道中の記録。厳選写真で振り返る。

ビアライゼ

  • Schlenkerla
    自分で買い求めて賞味したビールの写真。ドイツとオーストリアの製品だけを厳選して掲載する。

カテゴリー

« はたして逸脱か | トップページ | ルター由来のテキスト »

2018年4月26日 (木)

本質への手順

ブログ「ブラームスの辞書」では、「バロック特集」が、ブラームスに直接関係のない記事を連発することを「脱線」あるいは「逸脱」と称して、ささやかな言い訳を発信してきた。

4月に入って「ドイツレクイエム初演150周年」記念の記事を発するにも、これを「バロックネタの空白」と位置付けた。ところが、ドイツレクイエムがルターの独訳聖書からテキストを採用していたり、前期バロックの作曲家たちの作品中に、共通のテキストを見出すに至って、少し考えが変わってきている。

ブラームスの視線は、バッハからゆうに100年は遡る前期バロックはもちろん、さらに70年以上さかのぼるルターを見据えているという確かな手ごたえを感じているからだ。

「逸脱」「脱線」どころか、むしろ「本質に迫るための正当な手順」とさえ思える。こちらの予備知識を、バロックあるいはルネサンス音楽への拡大することで、ブラームスを聴くために必要な広大な裾野が眼前に現れ始めている。

« はたして逸脱か | トップページ | ルター由来のテキスト »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 本質への手順:

« はたして逸脱か | トップページ | ルター由来のテキスト »

フォト

ブラームスの辞書写真集

  • Img_0012
    はじめての自費出版作品「ブラームスの辞書」の姿を公開します。 カバーも表紙もブラウン基調にしました。 A5判、上製本、400ページの厚みをご覧ください。
2024年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          
無料ブログはココログ