英仏西日照り
ロシアワールドカップ開催にちなんで「架空決勝戦」と称して、バロック時代におけるヴァイオリン音楽について、ドイツとイタリアを対比した。
サッカーと勝手が違うことがある。ドイツやイタリアと同様にワールドカップの優勝経験国であるイングランド、フランス、スペインについては、CDショップの陳列棚を端から端まで眺めても見当たらない。大雑把な話である。
欧州選手権の優勝まで広げて、これにロシア(ソ連)、デンマーク、チェコ、オランダ、ポルトガルが加わるにしても、事情は変わらない。
フランスには宮廷に根差した音楽活動があり、合奏にはヴァイオリンも使われているにはいたのだが、バロック時代のヴァイオリン音楽の発展に寄与したのは、本場イタリアとドイツという事実がCDショップの店頭に反映しているとみていい。
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