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2018年6月11日 (月)

深き悩みより

ドイツ語で「Aus tiefer Not Schreischrei ich zu dir」というコラール。コラダス分類では「1000」つまり4名のうちバッハだけが取り上げている。BWV745だ。

1523年ルターは友人にシュラパティンに「ドイツ語テキストの賛美歌集の必要性」を説き、協力を依頼した。依頼の肝は同じ旋律で何番でも歌えるよう、テキストの行数と音節を整えることだ。

翌年これが結実して史上初のドイツ語の賛美歌集となる。

カトリックをはじめとする従来の教会では、歌は聖歌隊が歌い、会衆はこれを聴くという図式だったのを打破する。「みんなで歌おう」という思いを実現するためにドイツ語テキストでシンプル平易を心掛けた歌集だ。

この依頼状に「たとえばこんなふうに」とばかりに添付されたのが本日話題の「深き悩みより」だ。だからもちろんルター作である。

さて、バッハだけと申したが、実は、このコラールはメンデルスゾーンのオルガンソナタ第3番ハ短調op65-3の第一楽章にも現れる。

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コメント

ポコフォルテさま

貴重なご指摘ありがとうございます。ということは、つまり単語の頭は小文字でないとまずいですよね。

頓珍漢な質問をしてしまってごめんなさい。動詞でした。失礼しました。

美しいコラールですね。
教えてください、曲名のSchrei は名詞なのでしょうか?

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