ブラームスの弾いたオルガン
ブラームスは、1862年にウィーンに進出する前、ハンブルクに住んでいたころ、自らの洗礼を受けた聖ミヒャエリス教会で、しばしばオルガンを弾いた。1770年ヨハン・ゴットフリート・ヒルデブランド製だったという。バッハと親交があったことでも知られているツァハリス・ヒルデブラントの息子である。
礼拝でオルガンを弾くほか、合唱の伴奏も務めていたらしい。
ウィーン進出後は、フォーティフ教会1878年製を弾いていたとされている。
こうしたオルガン演奏経験が、「オルガンのための11のコラール前奏曲op122」の作曲に繋がっている。
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