照る山もみじ
「愛するイエスよ、我らここに集いて」(Liebster Jesu, wir sind hier)は大好きなコラールだ。本当に本当に美しいのだが、冒頭赤枠内が「もみじ」の中の一節に似ているので、私的通称としては「照る山もみじ」になっている。
作曲者はヨハン・ルドルフ・アーレ(1625-1673)は、ミュールハウゼンのオルガニストとして活躍した。同職務は息子のヨハン・ゲオルクに引き継がれた後、その死去にともなって21歳のバッハが引き継ぐことになる由緒ある地位だ。
だからというわけでもなかろうが、バッハは合計6度編曲している。
- BWV373 4声のコラール集
- BWV633 オルゲルビュッヘライン 5声体
- BWV634 オルゲルビュッヘライン BWV633の異稿
- BWV706 キルンベルガーコラール
- BWV730
- BWV731
みんな微妙に違っていてとても楽しい。BWV373はオルガン版、合唱版ともに美しい。カンタータに採用がないのが残念だ。
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