初日長丁場
旅の用語で、宿場と宿場の距離が長いことを長丁場という。バッハの生涯最長の旅行アルンシュタットからリューベックを目指す旅の初日はとんだ長丁場となる。
- 000.0 Arnstadt
- 004.5 Holzhausen
- 005.5 Gleichen
- 005.0 Wechmar
- 001.5 Guenthershausen
- 006.5 Gotha
- 004.5 Renstaedt
- 002.0 Warza
- 002.0 Westhauesn
- 007.0 Heningshausen
- 004.5 BadLangensalza
まずは説明から。赤文字は「バッハの街」に通過地として言及された地名で、昨日の記事「バッハの五十三次」でも宿場扱いしている。青文字は「バッハの街」に通過地として言及されていないものの、昨日の記事「バッハの五十三次」では宿場扱いしている。黒文字はそれ以外なのだが、より具体的な経路の特定のための補助として加えた地名。
最下段の街に宿泊するという扱いとする。本日でいうならバートランゲンザルツァ泊である。
地名に先行する数値は、前宿場からの距離をkm単位で表示した。1日目はこれを合計すると43.0kmとなる。一日7時間しか歩けないとするとこれは相当無理。時速5kmで歩いて8時間強だ。後の日程を考えての無理を承知の設定だ。ここは馬車でもいいことにする。
だからという訳ではないが、本日のお宿はおそらく温泉だ。冒頭の「Bad」は温泉の意味だ。地名からしておそらく「塩泉」である。志高い二十歳のバッハがここで弱音とは思えないという勝手な設定。
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