ブラームス神社

  • 道中安全祈願

おみくじ

  • テンプレート改訂しました

独逸日記

  • ドイツ鉄道博物館のおみやげ
    2012年3月28日から4月4日まで、次女の高校オケのドイツ公演を長男と追いかけた珍道中の記録。厳選写真で振り返る。

ビアライゼ

  • Schlenkerla
    自分で買い求めて賞味したビールの写真。ドイツとオーストリアの製品だけを厳選して掲載する。

カテゴリー

« 2018年8月 | トップページ | 2018年10月 »

2018年9月30日 (日)

オルガン演奏会①

2018年8月11日15時ライプチヒ、トマス教会。

20180811_144214_2
この位置からするとオルガンは後方、それもかなり高い位置にある。

20180811_154508
そしてサイドにもう一台。

20180811_144839
演奏は、Daniel Beilschmidt

  1. Bach::Plaludium und Fuge h-moll BWV544
  2. Franck:Grande piece symphonique op17
  3. Franck:Prelude,Fuge et Variation op18
  4. Franck:Final op21

フランクに重きを置いたプログラムだ。バッハが1曲聴けたのは幸いだった。初耳のフランクは聴き込み修行が足りないせいで退屈だった。それでもそれでもここでバッハを聴けて満足した。

2018年9月29日 (土)

ステンドグラス

トマス教会に限らず、あちらの教会はステンドグラスが美しい。モチーフはイエス様や聖人たちが多いのだがここトマス教会にはバッハのステンドグラスがある。

20180811_160939
20180811_160937
神に近い扱いだ。

2018年9月28日 (金)

フォトアクセント

旅行先でたくさん写真を撮る。それらをブログ上で公開する場合に、写真の一角に個性を主張できるアイテムを映しこむ。

お気づきの向きは多いだろう。今回の主眼の一つが作曲家たちの墓参だ。日本から生花を持参するわけにもいかないし、現地で首尾よく買えるか不安もあった。それでもやはりお花をささげたいので、造花で飾ったリースを持参した。撮影の時にはそばにおいて映しこむけれど、撮影が終わったら持ち帰る。パッヘルベルのお墓でも、バッハのお墓でも写真に映し込んでいる。

20180730_183626
愛用の帽子と共に映っているこのリースだ。

有名作曲家のお墓の写真はネット上にあふれている中、手作りのリースが置かれているだけで、写真の「とっておき感」が上がる気がする。

旅のお供用ペットにと持参した猫のペットボトルホルダー、セバスチャンくんもこの系統の狙いだ。

2018年9月27日 (木)

バッハ墓参

15時からのコンサート開演より少し早くトマス教会についた。お目当てはバッハの墓参。

20180811_143905
20180811_144117
足がすくんだ。ここにバッハが眠っていると思うと、背中が寒くなった。セバスチャンも神妙だ。教会の構造から申し上げてかなりの重要な場所に埋葬されていた。元は別の墓地に埋葬されていたものを第二次大戦後現在の場所に改葬したという。

20180811_145831_2

ここでコンサートが聴けるということだ。

2018年9月26日 (水)

アルトのTシャツ

ムゼウムショップのマーケティングに踊らされて、思わずTシャツを購入した。ブログ「ブラームスの辞書」運営のブログネームである「アルトのパパ」としては欠くべからざる一品だ。

20180824_190122
マスカット色の地に白文字で「Alto」と書かれている。この文字はバッハが楽譜上のアルトパートを表示するために記したもの、つまり彼の筆跡だ。当然他に「Soprano」「Tenor」「Bass」もあるのだが迷わず「Alto」を購入した。

2018年9月25日 (火)

バッハムゼウムLeipzig

トマス教会から見て、広場を挟んだ向かい側にある。

20180811_062100_2
お叱り覚悟で申すなら、流してもいい。憧れに憧れた念願のトマス教会が目の前にあるのに、展示を丹念に眺めるのは気が進まなかったと告白しておく。ドイツらしい堅実で丁寧な展示ではあったのだが、説明がドイツ語と英語になっているのも影響している。貴重な自筆譜と分かってはいても、バッハ像や教会の実物の迫力に触れた後ではいささか淡白と映った。

そしてショップだ。教会直営のトマスショップと合わせて、バッハが商売になっていることをよくも悪くも実感させられた。Tシャツ、マグカップ、エコバッグ、絵葉書、ハンカチ、ネクタイ、チョコレート。黙っていても世界中から愛好家が押し寄せることが前提のマーケティングが勝っている。

特にCDの品ぞろえは、日本のショップと大差ない一方で、トマス教会での演奏を収録したCDが少なくて面食らった。

2018年9月24日 (月)

ロコモティヴライプチヒ

2年前同行した長男は今回留守番。代わりにサッカーグッズを要望された。出来るだけレアなチームがいいという。

トマス教会のそばで、思いもよらぬショップを発見した。

20180811_095603
ロコモティヴライプチヒのファンショップだ。ここ2年ブンデスリーガ1部に所属するRBライプチヒは、日本でも報道に接することが多いけれど、こちらは無名。「ロコモティブ」は旧共産圏でよく見かける名称だ。店員に訪ねるとなんと4部所属らしい。

なるべく無名なところという長男の希望にピタリだ。4部のクラブとは思えない豪華なショップで、Tシャツとタオマフをホクホクと購入した。

20180811_095259

こちらは強いほうRBライプチヒのショップ。せっかくなのでこちらでもTシャツとタオマフをゲットしておいた。

2018年9月23日 (日)

三位一体の地

この度の旅行の3大テーマ「鉄道」「音楽」「ビール」を一か所の訪問先が満たしているケースは多くない。8月11日午後ライプチヒでその希少な経験をした。

森鴎外の「独逸日記」1885年6月10日ライプチヒのバイエルン方面駅にてコンサートを聴いたという記述が出て来る。バイエルンとザクセンを結ぶ鉄道の駅だ。現在そこは駅として使用されていないものの、跡地が保存されてレストランになっており、自家製のビールが供されている。鉄道とビールという条件を満足しているのだが、ここに音楽を加えうると証言しているのが大文豪鴎外の日記だ。

ドイツ国立図書館を後にして、市電で2つめだ。

20180811_130140
心躍るばかりのアプローチ。8月11日のランチはここでと狙っていた。

20180811_130402
好天は何よりのご馳走だ。

20180811_130423
ザクセン・バイエルン国営鉄道と解しうる。

20180811_141923
これがレストランの入り口。線路4つの頭端式の駅の待合室がそのままレストランになった感じ。

20180811_141615
20180811_141841
20180811_130630_3
20180811_130759
原料のモルツがさりげなく、あるいはこれみよがしに通路に積まれている。

20180811_131452
これが目的のLeipziger GosePils⑦だ。白濁したピルスという感じの見た目なのだが味わいはすこぶる個性的。ベルギー産の自然発酵ビール・ランビックを思わせる痛快な酸味が、ほぼ冷やさずに提供されることで意図的に強調される。見ての通り超きめ細かな泡とともに癖になる味だ。

20180811_130848
コースターがおしゃれで特筆もの。蒸気機関車の煙突がジョッキになっている。

20180811_133139
無難の定番シュニッツェルを注文した。皮を除去したレモンの輪切りは気が利いている。いかんせんセバスチャンより大きいそのサイズに驚かされた。

20180811_141727
客車コンパートメントを模したトイレもおしゃれ。青はバイエルンの象徴だ。ここからバイエルンに行けるぞというオーラが充満ししている。

2018年9月22日 (土)

嫁ぎ先訪問

「ブラームスの辞書」をドイツ国立図書館に寄贈した話はすでにしておいた。その所在地はライプチヒだ。娘の嫁ぎ先を初めて訪問する親の心境だ。

8月11日午後の大切な用事。地下鉄と市電を乗り継いで20分くらい。

20180811_130149
20180811_122150
20180811_122205
その名も「NationalBibliotek」というそのものズバリの停留所で下車。

20180811_124002
見えてきた。

20180811_125051
20180811_125042
ドイチュブッヘライだ。間違いない。

20180811_124818
思い切って執務室に突撃。寄贈した時にいただいた礼状の現物を示して、事情を話した。

20180915_181505

蔵書になっていることがたちどころに検索されたが、現物を取り寄せるのに3時間かかるということで対面は諦めた。代わりに蔵書データを出力してくれた。ドイツ国民の税金で元気に暮らしているとわかった。

20180915_181448

2018年9月21日 (金)

バッハ像

トマス教会のそばに名高いバッハ像が建っている。

20180811_062123
見ての通り独り占めだ。

20180811_062253
20180811_062301
20180811_062352
20180811_062954
20180811_061910





2018年9月20日 (木)

トマス教会見参

8月11日の早朝。旅行先恒例の朝の散歩。不意に姿を見せたトマス教会。

足がすくんだ。一生に一度は来てみたいと願った念願の場所。
20180811_061137
20180811_060911_2
20180811_061712
1723年以降1750年までバッハはここで働いていた。言葉にならない。

15時からコンサートでまた訪れる。内部はそのとき見る。



2018年9月19日 (水)

朝の散歩Leipzig

8月11日の朝。時差ぼけというものか早く目覚めるのをいいことに5時前にホテルを出て散歩。駅を再度じっくり見てから市内に繰り出す。

20180811_055406
見ての通り人影まばら。地図だけを見ていたのではわからない微妙な傾斜と街並み。石畳と重厚な建物。やがて不意に目の前にニコライ教会である。

20180811_055156
17時からのコンサートで来るのだが場所の確認をかねて来てみてよかった。6時を告げる鐘の音を聞きながら、ほぼ独り占め状態の写真が撮れる。バッハも演奏経験がある由緒正しき教会だ。

20180811_060537
こちらはゲーテ像。

20180811_060727
そして地下鉄のマルクト広場駅である。

20180811_061618
メンデルスゾーン像。

20180811_095009
歩き回るうちにクララの生家跡のプレートを発見。

2018年9月18日 (火)

軌道幅オタク

ライプチヒ市民の足、市電なのだが、この市電の軌道幅は1458mmで、世界でここだけという貴重なものだ。

標準軌1435mmより23mm広い。この23mmにどんな意味があるのか。標準軌の方が、車両コストが下がるなどと野暮なことは言うまい。

20180811_090421
このためにわざわざ巻き尺を持参した。工事中で車両が入ってこないエリアがあったので思い切ってトライした。

20180811_090408
確かに。1458mmよりは7mm広く見える。見ての通り少々カーブしているからかもしれない。

明らかに旅行者とわかる東洋人が線路に巻き尺をあてる光景は、さぞかし異様だったに違いない。線路に簡単に近づける市電だったのは幸いだ。

2018年9月17日 (月)

ムゼウムグライス

「Museumgleis」と綴る。ライプチヒ中央駅には24本の線路があるのだが、駅として実用に供されているのは23番線までで、24番線には昔の車両が展示されている。これが「ムゼウムグライス」だ。たった今入って来たかのように止まっている。

20180811_045359
いきなりSLのお出迎えだ。

20180811_045457
セバスチャンがいるのだが・・・・・。

20180811_045733
戦前のディーゼル特急。

20180811_045648
「Reichsbahn」とは「帝国鉄道」である。華麗な装飾だ。

20180811_045850
20180811_045932
いやいや、歴史的車両が、歴史的駅舎のホームに実際に停まっているのは、計り知れない説得力がある。








2018年9月16日 (日)

ライプチヒ中央駅

「Leipzig Hbf」と書いた方がいい。位置的な中央の意味よりも主要駅あるいは中枢駅の意味が色濃いのだが、慣習に従って今後も「中央駅」と標記する。

20180810_203618
前置きはさておき凄い駅だった。愉快なDB職員さんとのやりとりですっかりリラックスして、ライプチヒ中央駅に着いたのは20時を回っていた。24本の線路が6つのアーチに抱かれて櫛形に並ぶ頭端式の極致だ。生まれてから見た駅の中で比較さえはばかられる圧倒的最高と断言する。1915年に建てられた。吹き抜けのファサードにはただただ圧倒される。人口50数万人の都市の表玄関だということをしばし忘れさせる。

20180811_045234

20180810_201800
いやはやこの奥行き!高さ!

20180811_044508
ドイツ鉄道の父、フリードリヒ・リストの胸像。

20180811_052558
これは翌朝。早朝で人もまばらなコンコース。

20180811_045329
愉快な普通列車。

20180811_050354
第二次大戦中の犠牲者を悼むモニュメント。

2018年9月15日 (土)

鐡道関連記事300本

ゆゆしき事態だ。昨日の記事「ICE最後尾」をもって、ブログ「ブラームスの辞書」上のカテゴリー「521 鉄道」に属する記事が300本に到達した。曲がりなりにも音楽系ブログと自認する立場からはけしからん状態だ。主人公ブラームスを別格とすれば、並み居る大作曲家たちのカテゴリーを差し置いて300本到達一番乗りだ。最多のドヴォルザークでさえ282本だ。

ドイツの鉄道勃興がブラームスの生涯とそのまま重なることをいいことに憶することなく鉄道記事を連ねてきた。

今回の旅行レポートでまだ記事数が膨らむ見込みだ。

20180811_051506
ライプチヒ中央駅のゲヴァントハウスオーケストラの広告。

2018年9月14日 (金)

ICE最後尾

ニュルンベルクを立ったのは8月10日18時05分。ICE1504号である。

20180810_180555
私は最後尾の12号車のそのまた最後尾に首尾よく着席した。あらかじめ車両編成を調べて最後尾と決めていた。乗務員室窓越しに後方の景色が見える。乗務員室が無人であるばかりか周囲に他の乗客もいない。

20180810_195234

この列車はベルリン行きで、ライプチヒは終点ではない。ライプチヒ中央駅は頭端式なので、同駅でスイッチバックが起きる。もう間もなくライプチヒという時間になって、DBの職員がやってきたと思ったら、カギを開けて乗務員室に入った。間もなくのスイッチバックに備えての準備だと直感した。

しばらくして出てきた彼は、私の隣のリュックを見て話しかけてきた。英語だ。「どこで買った?」という意味だと直感した。ミュンヘン中央駅の旅行カウンターだと伝えると、「いくら?」と聞いてきた。「75ユーロ」と答えると首をすくめるしぐさだ。「おれも持ってる」「ただし会社から支給された」という。つまり私愛用のリュックはDBの乗務員の装備だということだ。

「あんたは鉄道好きなのか?」と聞いてきた。そりゃばれるわな。普通の人が持ってるはずない。「イエス、オフコース」と答えた。きっとどや顔だったはずだ。「イッヒコメアウスヤパン」とつけ加えた。「Do you know Shinkansen?」と訊いてきた。「新幹線ってしってるか?」というニュアンスだ。「オフコースアイノウ」と即答。俺は日本に行ったことないが乗り心地は?と立てづづけだ。そこから新幹線の最高速度や専用軌道だという話になって盛り上がった。

トルコ系だが生まれはハンブルクらしい。

あっと言う間にライプチヒについた。彼は交代運転手とハグすると、こちらを向き直って撮影を促した。駅の職員にシャッターを押すよう頼むと私と並んで立った。

20180810_201419
20180810_201234
20時過ぎてこの明るさだ。来たぞライプチヒ。

2018年9月13日 (木)

ニュルンベルクの景色

具体的に記事にできなかったニュルンベルクの景色を一括して載せておく。

20180810_073259
聖母マリア教会の朝焼け。会心の一枚。早起きは1ユーロの得である。開店準備に忙しいマルクト広場の情景とセットだ。

20180810_075559
20180810_075507
こちらも朝。上記2枚ペグニッツ川の情景。

20180810_072432
すでに秋空だ。

20180810_074804
市庁舎広場前の小道。

2018年9月12日 (水)

SOT

私の造語。「Sweets of Tour」の略。旅行中最もおいしかったスイーツを指す。結果として2日目8月10日の午後ニュルンベルクのマルクト広場前のホテルザクソニーのカフェで賞味したアップフェルシュトゥルーデルが旅行中最高のスイーツだった。

20180810_144646
大きな切り身にたっぷりの生クリーム。生クリームの甘みはほぼゼロだ。パイ生地に歯ごたえあるリンゴのハーモニーをもって「SOT」に認定する。

2018年9月11日 (火)

アルトシュタットホーフ

フェルゼンケラー見学を終えると、デューラーハウスに向かう坂道を少々登る。左側にアルトシュタットホフがある。以下の写真では右側。

20180810_101433
こんな感じの坂。たまらん。

20180810_101058
20180810_102028

中世伝統の製法で醸造したビールを飲ますレストランだ。「ロート」④「シュバルツ」⑤「ロートヴァイス」の三種類ある。ロートヴァイスの写真を撮りそこなうという失態を犯した。これは「⑥」とカウントする。

20180810_121934

これは「Rot」④つまり赤なのだが、まさにその通りの赤だった。

20180810_122827
こちらは「Schwarz」⑤で黒。3種類全てクライネグラス200mlで賞味した。冷やさずに提供されるのが印象的だ。味の奥行きが冷えていないことでくっきりとする。私の好みは「赤」だったので赤を400mlお替りした。

料理は鹿肉のグラーシュとソーセージのビールソースがけである。

20180810_131345
20180810_125333
とくにとくに、このソーセージは絶品であった。しかしここの収穫は以下。

20180810_123211
大麦のおつまみ。炒った大麦をそのままという代物だが病みつきになる。殻のいがらっぽさと後味に残るかすかな甘み。ロースティな香ばしさが程よい。

2018年9月10日 (月)

フェルゼンケラー

ニュルンベルクのデューラー像の真後ろ。注意していないと地下鉄の入り口かと見紛うばかり。それがフェルゼンケラーの入り口だ。フェルゼンケラーとは中世のビール醸造設備の遺跡だ。岩山をくり抜いて縦横に張り巡らされた地下室で、ビールが造られていたという。

20180810_142112
20180810_110320

丁寧なドイツ語のガイドさんに従って見学した。ところがそれは第二次大戦の記憶の紹介から始まる。他の都市同様執拗な爆撃を受けたニュルンベルクだが、焼失面積の割には死者が少ない。その理由はこの地下室が防空壕の機能を果たしたからだと説明される。見学コースの冒頭がその説明に費やされたのが印象的だ。

20180810_111415
20180810_112941

8月日本は戦争の記憶がよみがえるのに対し、ドイツの終戦は5月だったから3月に今回の旅行が具体化したときには思ってもいなかったが、行く先々で第二次大戦の痕跡を見聞きする旅となった。

冬の間に川から切り取った氷を保存しておき温度の維持に役立てという説明は、かなり遅れてからだった。

2018年9月 9日 (日)

教会ショップ

教会のEingang(入口)付近で、ちょっとした小物を売っていることがある。ゼバルドゥスにもあった。本当に小さなスペースにひっそりだった。

そこにはCDが数種類あった。このうち2種類を買い求めた。同教会のオルガン演奏を収録したパッヘルベルオルガン曲集とバッハオルガン曲集だ。

20180811_035421

しかし驚いたのはそこではない。パッヘルベルのグッズは買い求めたCD以外は皆無だった。中期ドイツバロック最高の巨匠パッヘルベルの不当な扱いをここでも感じた。CD、本、Tシャツ、マグカップ、チョコ、エコバッグ、ネクタイまで商売のタネになりまくるバッハとの大きな差に頭を抱えた。ニュルンベルクでこの扱いだから他は推して知るべしだ。

2018年9月 8日 (土)

オルガンリハーサル

ゼバルドゥス教会を訪問したのは8月10日午前10時くらい。

20180810_094743
20180810_094923
20180810_100159
壮大な伽藍に圧倒されていると、不意にオルガンが鳴りだした。ラフな格好の男性がオルガンを弾いている。演奏会に備えた練習だった。日程上演奏会の無い日だと諦めていたから、この幸運を心から喜んだ。

20180810_095414
20180810_094855
ご覧の通りの天上の高い空間が音で満たされるという実感が心地よい。オルガンを工芸品とみなす立場からなら、同一規格のオルガンを作ることは造作もないことに違いはあるまい。昨今の日本のホールでも大オルガンは珍しくない。が、しかしこの空間ばかりはまねができまい。音響だけにとどまらず、視覚、歴史込みで味わうべきだ。

あー。と聞きほれることしばし。

2018年9月 7日 (金)

ゼバルドゥス教会

ニュルンベルクの主要教会。ペグニッツ北側のお城の真下を支配するその威容は比類がない。パッヘルベルはここで1853年9月1日洗礼を受けた。やがてこのオルガニストとして生涯を終える。

20180810_073757
20180810_074013
3度のドイツ訪問の度に全て足を運んだ。季節ごとに味わいが違う。

ここでもパッヘルベルの痕跡は悲しくなるくらい皆無だ。

2018年9月 6日 (木)

Rochuskirche

2日目8月10日の最初の訪問先だ。旅行恒例の「朝飯前の散歩」を悠々とこなしてから朝食をとっての出発だった。チェックアウトは済ませたもののスーツケースはフロントに預けた。列車でライプチヒに向かうのは夕方だからそれまで預ける。中央駅至近というホテルの立地はありがたい。

さて、ほぼ「ロフスキルヒェ」と読んでいい。ニュルンベルク中央駅からUバーン3号線で3つめプレーラーで下車する。

20180810_084947
あっけなく着いた。大伽藍もいいが、こちらのたたずまいも癒される。

20180810_084915
説明を少々。1517年ころ、つまり宗教改革のころだ。ニュルンベルクはペストに襲われてたくさんの人が亡くなった。病気を恐れて、城壁内側での遺体の埋葬が忌避された結果、埋葬場所が城壁外に求められた。その一つがこのロフスキルヒェらしい。パッヘルベルの死因はペストではなかったが、埋葬は城壁外にされた。

で、墓地の様子は下記。

20180810_085134
20180810_090128
花盛りな感じ。ほんっっとに美しい。パッヘルベルがこんなに美しいところに葬られていることにほっとした。探し当てるのに苦労したけれど見つけた。

20180810_085748
20180810_085430
あまりに質素、あまりに普通で涙が出た。そして季節は夏。人々に持ち寄られた花たちが咲き競う。

奇妙なことに、ニュルンベルクにとってのパッヘルベルは、ライプチヒにとってのバッハとは、位置づけが大きく違う。この先ずっと感じさせられた感触に満ち溢れた墓地だった。

2018年9月 5日 (水)

手荒い歓迎

飛行機は12時間のフライトを終えてミュンヘン国際空港に着陸した。

20180810_002511
↑着陸直前の風景

淡々と入国審査が終わり、予定通りのSバーン8号線に乗り込むとおよそ40分でミュンヘン中央駅に滑り込んだ。さっそく旅行カウンターに飛び込んで、ジャーマンレイルパスにヴァリデートスタンプを押してもらう。パスポートの提示要求にも淡々と応じて、晴れてパスの有効期限が確定した。帰国の日18日である。

20180809_192645
20180809_193823
20180809_193432
↑雲行きの怪しいミュンヘン中央駅

予定通りはここまでだ。お守りプレッツェルにもかかわらず雨が降り出したと思ったら雷鳴だ。手荒い歓迎。さらに悪いことに、出発の列車が軒並み遅れている。40分から60分の遅れと表示されているではないか。

初日の宿ニュルンベルクに行く前にミュンヘン市内でアウクスティナーを賞味する予定を泣く泣く諦めることにした。ホテルにはチェックインを21時30分と伝えてあるからだ。のんびり市内に繰り出しては間に合わない。

45分遅れのICE780に乗り込んだ。いきなり食堂車に直行してエルディンガーを注文して一人で祝杯を挙げた。

20180809_200210
20180809_201103
セバスチャンとエルディンガー③。ミュンヘンのヴァイツェン専門メーカーだ。まずは樽ナマ3種類目である。

2018年9月 4日 (火)

お守りプレッツェル

出発前にいただいたもの。

20180805_211413

合皮の紐をよって、プレッツェル状に結んだもの。透明のビーズがプレッツェルには付き物の岩塩の結晶を現すとは芸が細かい。

愛用のリュックに括り付けて11日間過ごした。注意深いドイツ人には受けた。

2018年9月 3日 (月)

ツアーペット

真夏の一人旅にぴったりのペットを連れて行った。

20180803_181108

見ての通りのペットボトルホルダーだ。黒猫の形をしている。性別はオスと決めつけて名前は「ゼバスチャン」。ボトルを収納することで適度に丸みを帯びる。「危険な暑さ」の日本よりはマシとは言え、ドイツも夏である。移動の中心は列車ながら、市内観光は徒歩も多い。水分供給はビールだけというわけにもいかぬから実用的である。

20180801_203818

愛用のリュックにもぴたりと収まり、後方への愛嬌散布を受け持った。「怪しいものではありません」オーラの発散をしてもらった。

ホテルの自室に置かれれば癒しの供給にも一役買った。愛玩動物の「ペット」と、ペットボトルホルダーが寒い駄洒落を形成し、真夏にぴったりである。

想定外の効果は、ドイツ人に受けたことだ。レストランで食事をした後。会計を頼むとき「ツァーレンビッテ」と声掛けする。同時に「ツザーメン」というと係の人は怪訝な顔をする。無理もない。「ツザーメン」は複数人での会計をまとめてという意味で、お一人様の客が使うことはないからだ。そこでセバスチャンを指さして「ツザーメン」と言い直すと、100%爆笑になる。

彼を、報告記事に添える写真に写しこむことで、本当に私が現地で撮影した証拠になる。実はこれが最大の狙いだ。

2018年9月 2日 (日)

サンサン

台風13号の名前。

21号が迫っているし8月の台風量産はまだまだ記憶に新しい。8月3日頃発生した台風13号が「ShanShan」だった。「シャンシャン」ではないらしい。

これが旅行出発の日東京を直撃せんばかりの勢いだった。結果から申せば予定通り無事出発できたのだが、大事をとって、都内で前泊した。台風のおかげで1泊増えて10泊12日の旅行になった。

チェックインがすんでしまうと思いの他ヒマで、おなじみのドイツレストラン、アイヒェンプラッツさんに繰り出して、ビールを賞味した。

20180808_175110
20180808_181157
上がバンベルクの銘酒ラオホ①。下がミュンヘンのシュパーテン②。料理は相変わらず美味で、出発前日に思わぬ景気づけとなった。ビール銘柄の末尾の丸数字は、今回の旅で賞味したビールの通し番号だ。

2018年9月 1日 (土)

旅の流れ

ブログ「ブラームスの辞書」上での報告と言いながら、今までは話の枕みたいなものだった。

実際の報告はここからである。

羽田を8月9日に飛び立って、12時間のフライトを経て、ミュンヘンに降り立った。8月18日にフランクフルトを飛び立つまでの旅の進行に即して報告記事を掲載していくこととする。

20180809_114533

« 2018年8月 | トップページ | 2018年10月 »

フォト

ブラームスの辞書写真集

  • Img_0012
    はじめての自費出版作品「ブラームスの辞書」の姿を公開します。 カバーも表紙もブラウン基調にしました。 A5判、上製本、400ページの厚みをご覧ください。
2018年12月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
無料ブログはココログ