バッハムゼウムLeipzig
トマス教会から見て、広場を挟んだ向かい側にある。
お叱り覚悟で申すなら、流してもいい。憧れに憧れた念願のトマス教会が目の前にあるのに、展示を丹念に眺めるのは気が進まなかったと告白しておく。ドイツらしい堅実で丁寧な展示ではあったのだが、説明がドイツ語と英語になっているのも影響している。貴重な自筆譜と分かってはいても、バッハ像や教会の実物の迫力に触れた後ではいささか淡白と映った。
そしてショップだ。教会直営のトマスショップと合わせて、バッハが商売になっていることをよくも悪くも実感させられた。Tシャツ、マグカップ、エコバッグ、絵葉書、ハンカチ、ネクタイ、チョコレート。黙っていても世界中から愛好家が押し寄せることが前提のマーケティングが勝っている。
特にCDの品ぞろえは、日本のショップと大差ない一方で、トマス教会での演奏を収録したCDが少なくて面食らった。
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