ゼバルドゥス教会を訪問したのは8月10日午前10時くらい。
壮大な伽藍に圧倒されていると、不意にオルガンが鳴りだした。ラフな格好の男性がオルガンを弾いている。演奏会に備えた練習だった。日程上演奏会の無い日だと諦めていたから、この幸運を心から喜んだ。
ご覧の通りの天上の高い空間が音で満たされるという実感が心地よい。オルガンを工芸品とみなす立場からなら、同一規格のオルガンを作ることは造作もないことに違いはあるまい。昨今の日本のホールでも大オルガンは珍しくない。が、しかしこの空間ばかりはまねができまい。音響だけにとどまらず、視覚、歴史込みで味わうべきだ。
あー。と聞きほれることしばし。
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