リューベックのクリスマス
演奏会のあと、教会ショップをうろつくのはもはや定番になった。その教会での演奏が収録されたCDに出会える確率が高いからだ。素晴らしいコンサートの余韻をCDでと思うのは自然なことだ。
マリエン教会の演奏を収録したクリスマスソング集を買い求めた。
リューベッカークナーベンカントライの合唱、マリエンカントルの指揮に、マリエンオルガニストのオルガン伴奏だ。それだけで記念になると中身も聴かずに即買いだった。帰国して聴いたらこれがまた素晴らしい。選曲のセンスがいい。オルガンやハープの控えめな伴奏も好感が持てる。CDから伝わる響きだけで、「天井高いっす」感が充満してコンサートの余韻に浸ることができる。
ラスト、ハープの静謐な伴奏にのった「きよしこの夜」の最弱音が身に染みる。
« オルガン演奏会④ | トップページ | 「StilleNacht」初演200年 »
コメント