パッヘルベル
1653年ニュルンベルク生まれの作曲家。1677年、たったの1年だがアイゼナハの宮廷に勤務していた時代にバッハの父と親交があった。生地ニュルンベルクにもどってゼバルドゥス教会のオルガニストとしてキャリアを全うする。
オルガン演奏の大家として名高く、中期バロック時代のドイツにおいてブクステフーデと二分する存在だ。
「四季」とセットで語られがちなヴィヴァルディ以上に「カノンニ長調」と切り離せない位置づけである。パイヤール室内管弦楽団の演奏に慣れてしまってはいけない。本来のバロックヴァイオリンと通奏低音で弾かれると何かと味わいが深まる。残された作品はオルガン作品によってはいるものの、ヴァイオリンと通奏低音のための組曲やソナタなど、素朴で味わい深い。
夏の旅行で墓参したパッヘルベルを少しの間話題にする。
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