運営上の諸課題
ブログ「ブラームスの辞書」上で展開中の「バロック特集」期間中に163日を費やして旅をレポートした。その間の音楽関連記事は59本。7本のブラームス記事が混じっているからバロック関連記事は52本にとどまる。微妙だ。そのブラームスでさえ、ライプチヒ国立図書館への蔵書確認、ハンブルクとリューベックへの寄贈記事に終始した。旅の楽しさは格別だったがブログ運営上のアキレス腱になっていたと自覚だけはしている。
シューマン、ワーグナー、メンデルスゾーン、マーラーなどロマン派屈指の大作曲家たちの足跡を意図的にスルーした。日程を考えて泣く泣くカットしたのではなく、嬉々として悠々とスルーをかました感じがする。彼らゆかりの地を訪ねることより、鉄道やビールの優先順位が高かった。
一方、非音楽のルターを含む宗教改革系は9本の記事で言及した。ロマン派諸兄より扱いが上であるばかりか、7本のブラームスでさえ凌ぐ。宗教改革はドイツバロックとして無視できぬと腹をくくった。これに異を唱えるブラームスではない。
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