無理もないが
テレマンの「ドンキホーテのブルレスケ」のCDの話。ファビオ・ビオンディ率いるエオウロパガランテのCDを発見して小躍りしながら買い求めたのは一昨年の9月28日だった。ちょうどビオンディのリサイタルの1週間後だった。存在は知っていながら長らく見つけられずにいたから本当にうれしかった。
収録されているのは下記の通り。
- 3つのヴァイオリンのための協奏ヘ長調 TWV53:F1
- 組曲「ドンキホーテのブルレスケ」 TWV55:G10
- ヴィオラ協奏曲ト長調 TWV51:G9
- 2つのヴァイオリンのための協奏曲ハ長調 TWV52:C2
- 組曲「変化」 TWV55:g10
このうち1番目と4番目の独奏者には、もちろんビオンディを含む。店頭で収録曲目を見たとき、ヴィオラ協奏曲を発見してほくそ笑んだ。まさかビオンディがヴィオラ持ち替えなどということはあるまいなと。
帰宅。着替えももどかしくブックレットを開く。がっかりだ。独奏ヴィオラはビオンディではなかった。ジョルディ・サヴォールとのブランデンブルク協奏曲第6番では、ヴィオラを弾いてくれていたから期待したが残念。学生時代以来のヴォルフラム・クリフト版とは違う。そりゃそうでこちらはピリオド楽器だ。テオルボまで加わっているからなおさらだ。
チェンバロは先般のリサイタルでも聞かせていただいたポンセさんだ。写真も載っていた。
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