三代を生きる
昨日町内会役員の引継ぎがあった。母は後任者への引継ぎを9時30分からにセットした。新元号発表前に引継ぎを終えるためだ。役目をきっちりと果たして、新たな気持ちで発表の瞬間を待ちたいということだったらしい。母の母、つまり私の祖母譲りの性格だ。その祖母は明治生まれだ。共働きの両親に代わって日常的に私の面倒を見ていた父方の祖母もまた「明治の女」であった。私が幼かったころ周囲には「明治大正昭和」を生きた人がたくさんいた。母は「これで私も昭和平成令和を生きることになる」と感慨深げだ。まだまだと気を引き締める母を見て力をもらった。
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