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2019年4月10日 (水)

テレマン鍵盤楽器作品全集

折角ブラームスがオルガン用コラール前奏曲を残してくれたのだから、それらをバロックの先輩作曲家たちの作品と比較したくてCDを集めている。

作曲家兼オルガン奏者という位置づけにある人たち、バッハ、パッヘルベル、ブクステフーデとオルガン作品全集が集まり、ブックレットから情報を吸い上げている。このほどテレマンにありついた。ご承知の通りテレマンは多作家で、ありとあらゆる楽器を用いて膨大な数の作品を残しているのだが、世の中に流布するCDとしては、相対的にオルガンやチェンバロ用の独奏作品は手薄だが、鍵盤楽器独奏作品全集を入手した。チェンバロとオルガン用独奏作品が網羅されて5枚組だ。

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特にオルガンだ。音色の使い方がバッハとは違う。リコーダーが入ってるかと思ったりトランペット風だと感じたりいろいろ多彩だ。オルガン特有の壮大感、音圧という部分はあまり強調されない。その点、バッハ、パッヘルベル、ブクステフーデなどの教会専属のオルガニストたちとはまた感じが違う。テレマン独特のタッチとでも申すべきなのだがちっとも伝わるまい。コラールベースの作品の場合、コラールの旋律を中音域ではっきりと示す一方で、細かで特徴ある音形リズムパターンで主旋律を刺しゅうするかのようだ。フーガなどオルガン自由曲は、文字通り相当自由で、1曲の短さが目立つ。

久々のよい買い物。

 

 

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