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2019年6月14日 (金)

ブラームスのオルガン自由曲

ブラームス最後の作品は、op122を背負う「オルガンのための11のコラール前奏曲」だ。一般的な分類定義で申せばオルガン自由曲をではない。あくまでも習作扱いでよければ、作品番号を伴わないオルガン自由曲が下記の通り存在する。

  • WoO8 フーガ変イ短調
  • WoO9 前奏曲とフーガイ短調
  • WoO10 前奏曲とフーガト短調

バロック時代の作曲家についてオルガン自由曲への感度を上げるべく、作品番号順の収録をコンセプトにプラヴェートCDを作ったおかげで、脳みそが十分に練れてきた。バロックのオルガン自由曲に浸りきった耳でブラームスのオルガン自由曲を聴くことにした。

解説書やブックレットには「等身大のバッハが見えてくる」などと書かれている。わかったような気になっていたが上辺だけだった。今は違う。これらの曲でブラームスが行こうとしていた世界を分かったうえで聴いてみることが出来た。ドイツバロック伝統のオルガン自由曲をキャリアの初期に書いたブラームスの発想までもが鑑賞の対象だ。オルガン自由曲が山ほどあるレーガーは、響きがノンバロックだし、メンデルスゾーンはバロック的なオルガン自由曲から脱してオルガンソナタに走った。前後をこうした作品に挟まれたブラームスのオルガン自由曲はかえって目立つ。

 

 

 

 

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