どうした風の吹き回し
先に公開した記事「シャコンヌの花束」は、バッハ作曲「無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第二番」の第5曲「シャコンヌ」の所有CDの一覧だ。この中に2度現れるプレイヤーが一人いる。シェリングさんともう一人ウィーン生まれのヴァイオリニスト、ベンヤミン・シュミットだ。
いやはや謎が多い。1994年と1999年に「無伴奏ソナタとパルティータ」全6曲を2度スタジオ録音している。これだけでもあまり見かけない。ライブがCD化されることを除けば、複数回しかも全曲のスタジオ録音は珍しかろう。1994年はRシューマンによるピアノ伴奏付与版だ。1999年がオリジナルの無伴奏版。つまりこの人、オリジナル全曲録音の前に、ピアノ伴奏付与版を先に全曲録音しているということだ。
一度お話をうかがいたいものだ。
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