シャコンヌ情報の集積
名高いバッハのシャコンヌには、古今東西膨大な数の論評が存在する。CDだって星の数ほどある。ところが、ところが、ブラームスのピアノ編曲版については、CDの数も数えるほどだし、文献に至っては日本語で読めるまとまった言及はないというありさまだ。あちこちにポツリポツリと点在する断片的な言及を丹念に集めるしか方法がない。タイトルからは想像もつかないような書物や文献の中に、意外な言及があるにしてもグーグル検索でさえあまり水揚げが多いとは言えない。
そういう市場の隙間にこそ、弱小ブログ「ブラームスの辞書」の出番がある。今回のシャコンヌ特集を執筆するにあたっての情報収集は、非常に有意義であった。かなりな数の記事が稼げた。
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