驚きのコンサート
1835年8月6日だから、今から184年前の今日のことだ。
ライプチヒ聖トマス教会で、オルガン演奏会が開かれた。演目は下記の通り。
<第一部>
- バッハ 前奏曲とフーガ 変ホ長調BWV552
- バッハ コラール「装え、おお愛する魂よ」BWV654
- バッハ 前奏曲とフーガ イ短調BWV543
<第二部>
- バッハ パッサカリア ハ短調BWV582
- バッハ パストラーレ ヘ長調BWV590
- バッハ トッカータとフーガ ニ短調BWV565
堂々たるオールバッハプログラムだ。シューマンはこの演奏会の様子をクララに書き送っている。オルガニストはメンデルスゾーンである。メンデルスゾーンの発案によるバッハ記念碑建立のためのチャリティ―演奏会。この手のチャリティーコンサートが3度あったうちの初回だ。
これによって建てられたのが以下の記念碑だ。
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