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    2012年3月28日から4月4日まで、次女の高校オケのドイツ公演を長男と追いかけた珍道中の記録。厳選写真で振り返る。

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2019年9月30日 (月)

CD配置レイアウト

完成なったCDラックに収納した。左右に二分されて11段。片側一段に68枚の収納だ。概ね左側薄水色部分がバッハエリアだから、作曲家不記載はバッハ。右側黄色に塗ったのがブラームスエリアとし、作曲家不記載はブラームスとする。

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横長サイズになっているのは、下記のようにCD陳列エリアに収めるための工夫だ。

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ショップの陳列棚ではないので、目安程度で十分に機能する。こうして見ると左はバロックゾーンでもある。右側ドヴォルザーク、シューマン以外の作曲家が、最下段に押し込まれている。各々の棚の内部は、作曲家または演奏家のアルファベット順に収納した。棚各段に少々の空きがあるとはいえ、思ったよりギッシリだ。

2019年9月29日 (日)

定家神社

先日、群馬県高崎市にある定家神社に行ってきた。百人一首の撰者として名高い歌人・藤原定家が祀られている。

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退屈していたセバスチャンを連れて行った。あたりは佐野という。

駒止めて袖打ち払う陰も無し佐野の渡りの雪の夕暮

この歌にある佐野らしい。

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よい雰囲気。季節の違いはあるけれどお歌の通りの夕暮時だ。しかし、この説明書きにも境内にもお歌の情報がない。もったいない。定家は、この辺りに滞在したか通過したか。すぐそばを流れる烏川と中山道の交点にあるのが「佐野の渡し」だということだ。近所にはその名の通りの無人駅がある。

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すぐ先が烏川になっている。

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すぐそばに今時珍しい木製の橋。佐野橋というらしいが表示が無い。生活の足に徹している感じ。

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下流。左手の森の奥に定家神社がある感じ。

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上流。上信電鉄の鉄橋。

定家のお歌は一顧だにされていない感じがするが、ここで夕暮を詠む必然性だけは実感できた。清少納言「枕草子」以来の「秋は夕暮」という常識を破って「雪の夕暮」と結んだ理由は不明のままだ。「秋の夕暮」と結んでも秀句の位置づけは揺らぐまい。

車止めてお歌を偲ぶ跡もなし佐野の渡りの秋の夕暮

字余り。

 

 

2019年9月28日 (土)

令和の大掃除

前回の大掃除は5年前だった。自室の大掃除のことだ。

この度また大掃除を企てた。実は5年前も感じていた課題がこのほど解決したことが大掃除を決意するきっかけとなった。CDの保管だ。千数百枚におよぶ捨てるに捨てられないCDの処遇こそが大懸案だった。時間をかけて掃除してもCDの収納はいくつかに分散になる。それが課題だった。このほど大壁面収納のオリジナルラックが実現したことで、周辺の事情が一変することになった。どう片付けようとも中途半端で、全体の足を引っ張っていたCD収納が、逆に全体の牽引役になった。

効果は劇的だ。

それからもう一つ、地味に大切なこと。次女の高校オケへの関与が一段落したことで、関連の書類を大量に処分できたことだ。スペースという意味ではこれもバカにならない節約となった。

来年早々に迫った定年退職にむけた心の準備の一環と位置付けうる。

2019年9月27日 (金)

収納こそ命

完成間もないラックにCDを収めた。

わがままてんこ盛のオリジナルラック。収納もまた楽しみだった。

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いやはや壮観。これにより既存のラック5本を処分した。プラスチックのおかたずけボックスに一時避難していた分も全て収まった。もっと余裕かと思ったが意外と満杯になった。一部廃棄か売却も真剣に考えねばなるまい。

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右端に飛び出した白い板は、仕切り板兼ストッパー。こうしておくと蓋をあけっぱなしにできる。全棚に1個準備した。

何よりもこれにより、目的のCDを探す時間の短縮になるのが大きい。大工さんありがとう。

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2019年9月26日 (木)

大工仕事

大工さんのお仕事のこと。今回のCD収納棚制作をお願いした 大工さんは、お若くてイケメンで、何より腕が確か。こちらの要望をじっと聞いていたかと思うと、矢継ぎ早に質問。やりとりの中からこちらの本音をくみ取り、もう脳内にイメージが出来ている。このほど待望のCDラック据え付けとあいなった。彼の職人芸を隅々まで見せていただいた。

この度の彼のキャンバスはこちら。

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ささやかな自室の150cm*230cmの壁面だ。問題はドアの横に見えている電灯のスイッチである。据え付けが始まる。

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周到な段取りに脱帽した。「段取り八分」を実感したがご本人はこともなげだ。

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完成。昔、小学校の木造校舎で見かけた「鎧張り」みたいなイメージ。狙い通りだが、実物の迫力に圧倒された。防塵を第一に考えた結果の総木製カバー付き。蝶つがいで上に開くこととし、結果として「鎧張り状」の見た目が実現した。カバーをガラスやアクリルにしないことで地震の際の安全も考慮したつもりだ。

課題の電灯スイッチは以下の通り。

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元の壁面からコードを伸ばしラック側板からスイッチを露出させた。配線が悪さをせぬよう白い板で覆った。この部分CD10枚ほど収納量を犠牲にするが、あざやかな処理っぷりにただただ敬服した。

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中央3段にだけ、CDディスプレーを付けた。常用CDの置き場になる。

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直径4mm程度の金属パイプを穴あきの角材間に張ったアイデアの勝利。

左右対称の片側1棚に68枚。これが11段あるので748枚。左右あって計1496枚収納だ。電灯線の配線部分カバーのため10枚程度減じられて1486枚といったところ。最上段の活用、ボックス、紙ジャケ、複数枚組で誤差も生じるが目安になる。

ブラームスもお喜びだ。

2019年9月25日 (水)

クララの評判

新音楽時報(Die Neue Zeitschrift fur Musik)は1834年4月3日に、ライプチヒでロベルト・シューマンにより創刊された音楽誌だ。現在も刊行が続いていて、ドイツでもっとも権威のある音楽誌と位置づけられている。シューマンは1843年まで同社にとどまって数々の論文を発表している。後にシューマンがブラームスの出現を喜んだ記事を寄せたことでも知られている。

ブラームス関連の資料を捜すつもりで記事を当たっていて、思わぬお宝情報に出会った。1838年4月27付けの「新音楽時報」の記事だ。

当代屈指のピアニスト4人についての比較論が掲載されていた。4人とは以下の通りだ。

  1. タールベルク 洗練された感性。最高に楽しませてくれてしばしばうっとり。イタリア風おべっか。
  2. クララ 気取らない心酔、夢見心地。ドイツ感傷主義。
  3. リスト 激しい熱弁、悪魔的。フランスロマン派。
  4. ヘンゼルト 真のドイツ的叙情、素晴らしい感激に誘う。ドイツ感傷主義。

さらにピアノ演奏を様々な要素に分解して4人の個性を分析する。

  • 演奏の純粋さ タールベルク、クララ、ヘンゼルト、リストの順
  • 即興性 リスト、クララ
  • 感情と暖かさ リスト、ヘンゼルト、クララ、タールベルクの順
  • 芸術家的な激しい性格 リスト、クララ
  • 高くそびえる精神 リスト
  • 洗練された振る舞いと礼儀正しさ タールベルク
  • 気取った振る舞い ヘンゼルト
  • 比類無き独創性 リスト
  • 自己反省 クララ
  • 初見演奏 リスト、タールベルク、クララ
  • 多芸 クララ、リスト、タールベルク、ヘンゼルトの順
  • 音楽的学識の豊かさ タールベルク、ヘンゼルト、クララ、リストの順
  • 音楽的な判断力 リスト、タールベルク
  • 打鍵の美しさ タールベルク、ヘンゼルト、クララ、リストの順
  • 大胆さ リスト、クララ
  • 利己主義 リスト、ヘンゼルト
  • 他人の功績の承認 タールベルク、クララ
  • 練習 しないリスト、自由なタールベルクとクララ、屈従的ヘンゼルト
  • 模範としてのお勧め タールベルク、クララ
  • 演奏の姿勢 タールベルク、クララ、ヘンゼルト
  • 暗譜の正確さ リスト、タールベルク、クララ
  • 演奏中の表情(しかめっ面をしない) タールベルク、クララ

面白すぎて言葉を失う。おそらくブラームスのピアノの腕前はこの4人の前では霞むのだろう。

この記事の執筆者がロベルト・シューマンである可能性は低くない。

 

 

 

 

2019年9月24日 (火)

凄い本

とある古書店をうろついていて、凄い本を見つけた。

ウリ・モルゼン著芹沢尚子訳「文献に見るピアノ演奏の歴史」原題は「Die Geschichte des Klavierspieles in histrischen Zitaten」という。副題が「初期ハンマークラヴィーアからブラームスまで」となっている。1986年12月刊行だからもう30年近く前の本だ。

古今の資料の中から、ピアノの演奏にまつわる部分だけを抜き出した代物だ。記事の数は479本に及ぶ。その源泉はC.P.Eバッハや、レオポルド・モーツアルト、チェルニーなどの理論書から、シューマンなどの評論、さらには個人の日記書簡という広範囲にまたがる。

目から鱗だ。バッハ、ハイドン、モーツアルト、ベートーヴェン、シューベルト、シューマン、リスト、メンデルスゾーン、ショパン、ブラームスという定番に加え、ビューロー、クララ、ハンスリックなど演奏家評論家の手記もあり、ピアノがどう弾かれどう聴かれてきたかを偲ぶことが出来る。譜例などほとんど無いに等しいというのに、半端ではない説得力だ。話題になっている曲についての知識があればもっと楽しめる。

収集の範囲の広さと、着眼の鋭さが並ではない。

きっと一生の宝だと思う。

2019年9月23日 (月)

ピアノ協奏曲ヘ短調

クララ・シューマンに未完成のピアノ協奏曲があったことは割と知られている。本日のお題の通りヘ短調だ。第一楽章の断片だと考えていい。1847年だから28歳のクララの作品である。完成に至らなかったのは、長男の死去と時期が重なっている点を指摘する向きもある。この作品の冒頭には古式通りの管弦楽だけによる提示部がある。これが古来ブラームスの第一交響曲冒頭との類似を指摘されてきた。ブラームスが14歳の頃の作品だから、伝播の向きは「クララ発ブラームス」だ。

実際に聴いてみる。骨太の旋律が弦楽器で奏でられる。ショパンのコンチェルトみたいな印象。この時にティンパニがどっしりと刻み続ける。このティンパニ連打が、ブラ1と似た印象を与えるのだと推測する。我が家には楽譜がない。CDを聴いた感じだけで申せば、これを似ているに加えるのはいささか心許ない感じがする。

どこかに楽譜がないものか。

2019年9月22日 (日)

組織委員会

オリンピックやワールドカップなどの大きなイベントになると、その準備や運営は個人の力では難しくなる。しからばとばかりに組織委員会が編成される。

 

1880年5月3日ボンにおいてロベルト・シューマン記念碑の除幕式が行われた。式典の前日を含めた2日間の進行を司る組織委員会が発足した。この委員会は2人の人物の共同指導体制だった。2人とはヨーゼフ・ヨアヒムとヨハネス・ブラームスだった。そして主役はロベルト・シューマン未亡人のクララである。

 

故ロベルトの信頼厚き2人の大音楽家をいただく組織委員会によって周到に計画されたイベントだったらしい。前日2日には記念の演奏会が催されロベルトの作品がいくつも演奏されたという。

 

演奏曲目を調べていて驚喜した。ブラームスのヴァイオリン協奏曲があったのだ。おそらく2日の夜だったと思われる。指揮は作曲者ブラームス本人で、ヴァイオリン独奏はヨアヒム。初演と同じ組み合わせだ。組織委員会トップの2人による渾身の演奏だ。

 

そしてもちろん60歳のクララがこれを聴いていたのだ。

2019年9月21日 (土)

橋渡し役

バッハ特集の結尾は、一連の「シャコンヌ話」だった。ブラームスがバッハのシャコンヌをピアノ左手用に編曲したことがキーになっている。これがクララ・シューマンへの贈り物だったことを深く掘り下げることもってエンディングとした。バロック特集の「コーダ」である。

 

バロック特集の次に開始する企画「クララ特集」との間を取り持つピポットフットにもなっている。直前の特集におけるコーダが、直後の特集に深い関係がある状態を意図的に作り出した。

 

バロック特集を終えたリバウンド対策でもある。

 

 

2019年9月20日 (金)

1%クラブ

完全に私の造語。ブログ運営上の目安。ブログ「ブラームスの辞書」は2033年5月7日までの毎日更新を目標としているので、全部で最低10252本の記事が必要だ。その1%となると103本ということになる。103本以上の記事が堆積したカテゴリーを「1%クラブ」と名づけている。本日の段階で103本以上の記事を持つ人物カテゴリーは以下の通り。

  1. バッハ
  2. ドヴォルザーク
  3. 次女
  4. ビスマルク
  5. 長女
  6. (セバスチャン)
  7. クララ ←NEW

昨日の記事をもって「351 クララ」が新たに入会したということだ。次の候補は意外と長男だったりする。

2019年9月19日 (木)

壮行会

少し出所の怪しい話だから、鵜呑み厳禁で。

1854年2月27日ロベルト・シューマンは自らライン川に身を投じた。その後エンデニヒの病院に収容される。そしてクララは6月11日にフェリクスを出産する。夫が入院し7人の子供を抱えたクララは、その秋の演奏会シーズンから演奏旅行を企てる。1854年9月13日つまりクララ35歳の誕生日はその準備の最中にやってきた。ヨアヒム、レーザー夫人、アルバート・ディートリッヒ、ユリウス・オットー・グリムそしてブラームスが集まってクララの誕生日を祝った。これは2月27日にロベルトの投身を知って駆けつけたメンバーである。

仕切ったのは相変わらずデュッセルドルフ住まいのブラームスだ。クララを驚かせるために、長女マリーと次女エリーゼにピアノを指導した。彼女らの演奏がその日のパーティーの目玉になった。このときマリー13歳で指導したブラームスは21歳だ。中学生と家庭教師のお兄さんくらいな感じである。

クララはこの1ヶ月後、10月14日から長い演奏旅行に出る。子供たちの養育費、ロベルトの療養費など自らの手で稼がねばならない。この時の誕生パーティーは旅立つクララへの壮行会と位置づけて良い。幹事はブラームスである。

 

 

2019年9月18日 (水)

とんとご無沙汰

準備期間を含めておよそ3年バロック音楽にどっぷりとつかってきた。だからだと思う。このところピアノ音楽から遠ざかっている。ことバロック音楽に的を絞る限りいたしかたない。

ロマン派作曲家たちによるバロック作品のピアノ編曲くらいしか接点がない。

クララ特集はピアノてんこもりなので、気持ちの切り替えが必要だ。

 

 

2019年9月17日 (火)

没後840年

本日9月17日はヒルデガルドフォンビンゲンの命日。1179年に没しているから、840年忌である。彼女は宗教家、薬草学者、著述家である上に、誰がどうやって調べたか、ローマ時代以降初の女流作曲家だという。作品のいくつかはCDになっている。バロック特集を進める中で、ドイツの古い音楽について情報収集が進むにつれて、徐々に視野に入ってきた。なんせ古い。没年を見てお気づきの通りだ。「いい国作ろう鎌倉幕府」の1192年より古い。つまり平安末期の人だ。バッハよりざっと500年さかのぼる。

ロマン派の時代には、クララ・シューマンの他、メンデルスゾーンの姉ファニー、マーラーの妻アルマなど女流作曲家もちらほら出て来るが、そこからだとおよそ700年だ。偉大な先輩の没後840年がクララ・シューマン生誕200年記念の特集期間内にやってくるというのも、ブログ運営上のセールスポイントになる。

加えて、わがブログ的にはずせないことがもう一つある。彼女は史上初めてビールにホップを添加した。ビール史的にも大切な人だ。

 

 

 

 

2019年9月16日 (月)

敬老の日

ブログ開設以来15回目の敬老の日は特別なものとなる。

千葉県が未曽有の台風に襲われた1週間前9月9日に亡き妻の父が他界した。子供たちの祖父でもある義父85歳。千葉県中が今も苦しむ停電から奇跡的に我が家を守ったのはきっと彼だ。通夜の前日11日深夜に見舞われたこれまた経験のないくらいの雷雨は義父最後のかみなりだったに違いない。そもそも我が家の歴史は今から30年前の1989年9月29日に私が彼に「お嬢さんをください」と言ったところから始まった。

今時珍しい7人の孫たちが通夜、告別式、出棺、火葬と打ち続く流れに心から寄り添った。身内だけのささやかな送りだが慈愛に満ちたものとなった。

これにより我が家の子供たちの祖父母4名のうち、我が家のおばあちゃんが最後の一人になる。その母は、全日程を孫とともにし、凛とした喪服姿で空気を引き締めていた。

子供らの義父の冥福を祈る気持ちは、そのまま、祖母である母への慈しみに変わった。

2019年9月15日 (日)

クララの力を借りて

「バロック特集」のエンディングから2週間過ぎた。そこではブラームスには直接関係のない記事も、喜々として羅列した。今大プロジェクト終了後の虚脱感に対抗するためにクララの力を借りる。

バッハ特集と同じく、大主役のブラームスに直接関係のない記事でもおおらかに公開する。

 

 

 

 

2019年9月14日 (土)

クララ記事100本

昨日の記事でカテゴリー「351 クララ」に属する記事が100本に到達した。ブラームス本人を除外すれば、6番目となる。

  1. バッハ
  2. ドヴォルザーク
  3. 次女
  4. ビスマルク
  5. 長女
  6. クララ

ロベルト・シューマンやベートーヴェンより上だが、我が家の娘たちよりは下という微妙な位置づけだ。

2019年9月13日 (金)

特集クララ

今年はクララ生誕200年のメモリアルイヤーだ。昨年生誕333年を無理やりメモリアルイヤーに仕立ててバッハで浮かれたのと違い、誰が見ても堂々の記念の年。

これから満を持して「クララ特集」を開始する。ブラームスにとってクララは総合的に見て最重要人物だ。2005年のブログ開設以来かなりの数の記事が既に公開されている。この度それでもあえてクララ特集の開催に踏み切った。現段階で約100本の記事がスタンバイしている。

2019年9月12日 (木)

CD収納考

たまりにたまったCD。置き場に困るだけならまだしも、大切なはずのCDが必要なときに即座に取り出せないという困った現象にお悩みの向きは多かろう。市販のラックを買い足すばかりのつぎはぎ対応には限界もある。

熟考の末、自室の空いた壁面に収納棚を据え付けることとした。幅150cm高さ230cmの壁面を全てCDラックとする。大工さんに頼んでオリジナルの収納棚を制作してもらう。

大工さんをお招きして、現場を見ながらあれこれこちらの要望をお伝えした。同時に専門家の観点からいろいろな質問もいただいた。全体の色合い。棚板のピッチや角度。防塵対策、地震対策などなどだ。ガラスまたはアクリルの蓋をつけるのか否か。最上段の取り回し。壁面にある電灯スイッチの扱いなど、いろいろ現実に即したやりとりをした。

 

2019年9月11日 (水)

未聴CD

読んで字の如く「まだ聴いたことがないCD」という意味だろう。実際にはもう一つの意味で用いられてこその言葉だ。すなわち「入手済みのCDのうちまだ聴けていない」という意味だ。

世の中には膨大な数のCDが存在するから、どんなマニアでも聴いたことがないCDの方が多いに決まっている。入手不可能のCDは聴けなくて当たり前だ。むしろ入手していながら、時間の都合で聴けていないという状態こそが、議論に値すると感じる。

CDショップの店頭やオンラインショップの画面を眺めているうちに、購入を決断したCDのうち、聴いたことがないCDがバカになら枚数に達しているマニアは少なくないと聞く。未聴CDの演奏時間の合計と残りの人生の余暇時間を比較して絶望している層もいるらしい。ある種の病とも思われる。CDを所有することが目的になってしまい買ったCDを聴かないという症状だ。

私はブラームスに関しては未聴CDは無い。iPodのおかげで時間を効率よく使えるようになって尚更万全になった。買ったが最後ちゃんと聴いているということだ。むしろ対処に困っているのは、1度聴いただけで2度と聴いていないCDだ。

2019年9月10日 (火)

スタジオとライヴ

竹澤恭子先生のヴァイオリンソナタ第3番。我が家には2009年5月録音のCDがあった。ソナタ3曲に加えFAEソナタの収録に5日かけているからスタジオ録音で間違いない。

一方、最近某ショップをうろついていてライヴ録音を入手した。2009年12月8日のリサイタルだそうで収録は下記。

  1. FAEソナタ
  2. ヴァイオリンソナタ第2番
  3. ヴァイオリンソナタ第3番
  4. ハンガリー舞曲第1番(ヨアヒム編曲)

帰宅して再生したら、びっくり仰天。すごい演奏だ。「私のヴァイオリンの音聴いてちょうだい」という気迫。ヌヴーっぽい。ただただ溜息。同時に先のスタジオ録音が控え目過ぎると感じた。ピアノは同一人物なのにこの差はいったいなんだろう。

一番が聴けないのはもはや拷問の域だ。

2019年9月 9日 (月)

誘惑に勝つ

いやはや、「バロック特集」開催中のバッハへののめりこみは、我ながら想定外だった。

バッハあるいはバロックをテーマにした別ブログを立ち上げる誘惑に襲われた。タイトルは「バッハの辞書」しかないとまで。

本体「ブラームスの辞書」における2033年5月7日まで記事確保の観点から見送ったが、もしその大目標が無ければそちらに一歩踏み出すところだった。

 

 

 

 

2019年9月 8日 (日)

言い訳としてのBPT

昨年8月のドイツ旅行のテーマは、ブクステフーデ、パッヘルベル、テレマンそしてバッハの墓参だった。今日のタイトルBPTとはブクステフーデ、パッヘルベル、テレマンの頭文字だ。その旅路のレポートがあくる今年1月に一段落したあと、すぐさまパッヘルベル特集を始めた。それにテレマン、ブクステフーデが続いた。

そのことによりバッハネタの濃度が下がった。バッハ生誕333年を記念してバロック特集期間中に333本の記事を公開してバッハにささげると宣言したが、本年8月31日の期間満了までに333本の記事を公開できなかった。本日はその言い訳だ。記事の備蓄としてはバッハ関連記事は333本に達しているが、公開日が足りないということ。

あの旅行に4人の墓参を埋め込んだ判断には、微塵も後悔していない。私の今後の音楽の聴き方を改めて確認できた。

 

 

2019年9月 7日 (土)

下方修正

バッハ生誕333年をお祝いして、バロック特集の会期末までに、333本のバッハ関連記事を公開すると宣言したが、このほどこれを下方修正する。この数値に届いていない。バロック特集を始めるとき、カテゴリー「バッハ」に属する記事は131本あったから、会期内にこれを464本にするはずだったが、今まだ362本にとどまっている。100本のショートだ。備蓄記事まで入れれば足りているという言い訳も空しい。

原因ははっきりしている。

昨年夏のドイツ旅行報告記事を大量発信したため、バッハ関連記事の濃度が下がった。記事の備蓄は十分にあるのだが、公開のための日数が足りなくなったということ。

2019年9月 6日 (金)

副産物の堆積

特集の備蓄が、底をついたと申し上げたばかりだ。しかし、「バロック特集」を終えた今、記事を書き上げていながら、日程の都合でやむを得ず、期間内に公開できなかった記事がかなりな量堆積している。第二バロック特集も夢ではない。

割りを食ったのはイタリアンバロック関連の記事が中心だ。かれこれ120本、4か月分は超えている。特集の備蓄は心細いばかりで、かといってワーグナーやベートーヴェン、モーツアルトを取り上げる気力もない。どうしたものかと思っていたが、どうやら一息つきそうだ。

 

 

 

 

2019年9月 5日 (木)

特集の備蓄

渾身の大企画「バロック特集」は、手間と言い位置づけと言い格別だった。けしてマイナーな意味はない。ただただ楽しかった。しかし「祭りの後の寂しさ」はある。これに対処する最善の方法は「次の企画」である。ペットロスの有効な対処は次のペットであるらしい。

かねて予告のクララ特集がまもなく始まるから,その点はよいとして、脳内で備蓄中の企画本数が心細くなってきた。「クララ」を除くと数本しかない。記事の備蓄としては1000本弱の堆積があるけれど、それらが特集の体をなしていないということだ。

どうしよう。

 

 

2019年9月 4日 (水)

バロックロス症候群

会期20か月のバロック特集を終えた。2016年秋に2018年をバッハイヤーにしようと決意して始まったのだが、途中でバロック特集に変更して準備した。2018年元日の開幕時、すでに記事の量的備蓄を終えていた。

バッハからバロック全体に間口を広げたことは正解であった。あくまでもバッハを中心に据えながらも広くアンテナを立てた。その象徴がブクステフーデであり、パッヘルベルでありテレマンであった。ブログ「ブラームスの辞書」の主役ブラームスそっちのけでおバカな記事を連発したが、悔いはない。一度バロックに徹底的に浸した耳で聴くブラームスは快適でさえある。

特集を終えた今、「祭りの後のさびしさ」を味わっている。

 

 

2019年9月 3日 (火)

秋のトリオソナタ

我が家は東京のベッドタウンにある。でも近所には畑が残っている。秋は地場産の恵みが特盛だ。車で10分以内のエリアで秋の味覚を満喫することが出来る。この時期、梨、栗、ブドウのそろい踏みとなる。まさに味覚のトリオソナタだ。

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2019年9月 2日 (月)

特集の歴史

ブログ「ブラームスの辞書」から発信した特集企画を一覧化する。

  1. 2009/01/03-2009/06/27 歌曲 81本 172日間
  2. 2009/09/08-2010/09/08 ドヴォルザーク 262本 366日間
  3. 2010/10/06-2010/11/18 ワイン 42本 44日間
  4. 2010/11/20-2011/01/23 初演 41本 65日間
  5. 2011/01/25-2011/03/11 初版 38本 46日間
  6. 2011/03/13-2011/03/28 献呈 11本 16日間
  7. 2011/03/29-2011/05/19 マーラー 29本 52日間
  8. 2011/05/20-2011/08/16 ハンブルク 76本 89日間
  9. 2011/08/17-2011/12/05 民謡 99本 111日間
  10. 2011/12/06-2012/04/05 学生歌 103本 122日間
  11. 2012/04/06-2012/04/24 ドイツ旅行① 19本 19日間
  12. 2012/04/25-2013/01/06 ビスマルク 171本 257日間
  13. 2013/01/07-2013/07/02 地名語尾 149本 177日間
  14. 2013/07/11-2014/01/09 ビール 171本 183日間
  15. 2014/01/10-2014/11/20 鉄道 268本 315日間
  16. 2014/11/22-2015/02/09 コーヒー 70本 80日間
  17. 2015/03/07-2015/04/02 ビスマルク② 23本 27日間
  18. 2015/05/11-2016/02/12 室内楽 252本 277日間
  19. 2016/04/18-2016/05/19 行進曲 21本 32日間
  20. 2016/05/21-2016/06/03 伝記 14本 14日間
  21. 2016/06/04-2016/06/20 美術 13本 17日間
  22. 2016/06/21-2016/08/11 ローマ 32本 52日間
  23. 2016/10/16-2016/11/14 メンデルスゾーン 24本 30日間
  24. 2016/12/14-2016/12/26 シシィ 12本 13日間
  25. 2017/01/04-2016/01/21 グリム兄弟 15本 18日間
  26. 2017/01/22-2017/04/20 ドイツ旅行② 85本 88日間
  27. 2017/05/17-2017/07/20 方言 52本 65日間
  28. 2017/08/11-2017/08/18 ティンパニ 7本 7日間 
  29. 2017/12/14-2017/12/26 第九 11本 13日間
  30. 2018/08/22-2019/01/31   ドイツ旅行③ 159本 163日
  31. 2018/01/01-2019/04/29 バロック 420本 608日間

このほどお開きとなったバロック特集がどれほど異例かこれで明らかとなる。上記のうち30番「ドイツ旅行③」は、31番「バロック特集」の期間内に包含されているからカウントが複雑になっている。それ以前、日数の過去最高は366日の「ドヴォルザーク」で、本数なら268本の「鉄道」だった。こうして一覧にすると懐かしい。東日本大震災当日の朝、「初版」特集が終わったことも記憶に残っている。

本数のベスト10は以下の通り。

  1. バロック 420本
  2. 鉄道 269本
  3. ドヴォルザーク 262本
  4. 室内楽 252本
  5. ビスマルク 194本 2回分計
  6. ビール 171本
  7. ドイツ旅行③ 159本
  8. 地名語尾 149本
  9. 学生歌 103本
  10. 民謡 99本

次点はドイツ旅行②で85本だ。

これら特集の傾向は、ブラームスの人物像の輪郭よりも、私の脳みその組成を忠実に反映していると考えた方がいい。

 

 

2019年9月 1日 (日)

総集編の総集編

ブログ「ブラームスの辞書」渾身の企画、「バロック特集」の総集編は偶数月末に総集編をお届けする運用を採用した。この結果総集編が10分割された。これは不便なのでそれらを一括しておく。

  1. 2018年01月~02月 55本
  2. 2018年03月~04月 48本
  3. 2018年05月~06月 50本
  4. 2018年07月~08月 47本
  5. 2018年09月~10月 23本
  6. 2018年11月~12月 17本
  7. 2019年01月~02月 22本
  8. 2019年03月~04月 50本
  9. 2019年05月~06月 52本
  10. 2019年07月~08月 56本  

合計420本となる。昨年夏のドイツ旅行報告記事において、鉄道やビールに脱線したせいで、上記5~7で記事が半減未満だ。バロックの大家4名の墓参や、4度のオルガンコンサートがあってなおこの惨状だ。

 

 

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