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2019年9月23日 (月)

ピアノ協奏曲ヘ短調

クララ・シューマンに未完成のピアノ協奏曲があったことは割と知られている。本日のお題の通りヘ短調だ。第一楽章の断片だと考えていい。1847年だから28歳のクララの作品である。完成に至らなかったのは、長男の死去と時期が重なっている点を指摘する向きもある。この作品の冒頭には古式通りの管弦楽だけによる提示部がある。これが古来ブラームスの第一交響曲冒頭との類似を指摘されてきた。ブラームスが14歳の頃の作品だから、伝播の向きは「クララ発ブラームス」だ。

実際に聴いてみる。骨太の旋律が弦楽器で奏でられる。ショパンのコンチェルトみたいな印象。この時にティンパニがどっしりと刻み続ける。このティンパニ連打が、ブラ1と似た印象を与えるのだと推測する。我が家には楽譜がない。CDを聴いた感じだけで申せば、これを似ているに加えるのはいささか心許ない感じがする。

どこかに楽譜がないものか。

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コメント

プータロさま

毎度毎度、貴重な情報ありがとうございます。

便利な世の中になったもので、IMSLPというデジタル図書館内
にあります。
1つは自筆譜で、もう1つは清書譜(非売品)。
以下のURLのFULL SCOREというカテゴリーで見られます。
https://imslp.org/wiki/Piano_Concerto%2C_Op.7_(Schumann%2C_Clara)

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