大工仕事
大工さんのお仕事のこと。今回のCD収納棚制作をお願いした 大工さんは、お若くてイケメンで、何より腕が確か。こちらの要望をじっと聞いていたかと思うと、矢継ぎ早に質問。やりとりの中からこちらの本音をくみ取り、もう脳内にイメージが出来ている。このほど待望のCDラック据え付けとあいなった。彼の職人芸を隅々まで見せていただいた。
この度の彼のキャンバスはこちら。
ささやかな自室の150cm*230cmの壁面だ。問題はドアの横に見えている電灯のスイッチである。据え付けが始まる。
周到な段取りに脱帽した。「段取り八分」を実感したがご本人はこともなげだ。
完成。昔、小学校の木造校舎で見かけた「鎧張り」みたいなイメージ。狙い通りだが、実物の迫力に圧倒された。防塵を第一に考えた結果の総木製カバー付き。蝶つがいで上に開くこととし、結果として「鎧張り状」の見た目が実現した。カバーをガラスやアクリルにしないことで地震の際の安全も考慮したつもりだ。
課題の電灯スイッチは以下の通り。
元の壁面からコードを伸ばしラック側板からスイッチを露出させた。配線が悪さをせぬよう白い板で覆った。この部分CD10枚ほど収納量を犠牲にするが、あざやかな処理っぷりにただただ敬服した。
中央3段にだけ、CDディスプレーを付けた。常用CDの置き場になる。
直径4mm程度の金属パイプを穴あきの角材間に張ったアイデアの勝利。
左右対称の片側1棚に68枚。これが11段あるので748枚。左右あって計1496枚収納だ。電灯線の配線部分カバーのため10枚程度減じられて1486枚といったところ。最上段の活用、ボックス、紙ジャケ、複数枚組で誤差も生じるが目安になる。
ブラームスもお喜びだ。
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