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2019年10月 9日 (水)

クララの嘆き

1841年7月のある日、クララは演奏会でべートーヴェンのソナタを弾いたが、聴衆の反応に落胆した様子で日記にしたためる。

実名を書いて、彼等がベートーヴェンのソナタから喜びを感じ取れないと嘆く。彼等にとって教養と名人芸がイコールではないかと疑問を呈する。おそらく彼等にとってバッハのフーガは退屈なもので、各声部への主題の出現を感じ取れないハズだと推測している。

単なる機械的な演奏への嫌悪感をきっぱりと宣言している。さらに興味深いのは、ヘンゼルトの「練習曲」、タールベルクの「幻想曲」、リストの演奏会用作品がたまらなく嫌だと付け加えている。「新音楽時報」1838年4月27日の記事 に 当代屈指のピアノニスト4名の比較が掲載されていた。クララを除く3人が、上記で嫌だと言っている曲の作曲者と完全に一致ずる。クララの日記は問題の記事の3年後だ。4人一組で比較されたことを踏まえた記述だと思う。

このときクララは22歳である。

 

 

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