スエズ運河150年
1869年11月17日。スエズ運河が開通した。東西交通の大幅短縮。喜望峰周りに比べて25%程度の短縮だという。欧州とインド、極東の大動脈確保だ。スエズ運河を領有する英国の天下である。
同年5月に全通したアメリカ大陸横断鉄道と合わせて世界一周の所要時間が大幅短縮となった。1905年シベリア鉄道の開通まで東西交易の優位は英国にあった。
イエメンのコーヒーが欧州に入りやすくなったと想像するがいかがだろう。その恩恵はコーヒー好きのブラームスにも注いだはずだ。ブラームスはクララから紹介された某伯爵夫人経由で入手するモカを好んでいたとされている。
明日。スエズ運河開通150年のメモリアルデーだ。
コメント