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2019年12月 1日 (日)

どんぶり勘定

ブラームスは大抵の管弦楽曲について、自らの手でこれをピアノ用に編曲している。独奏であったり連弾であったりはまちまちながら、その対象は一部室内楽にまで及んでいる。ハイドンの主題による変奏曲や、ピアノ五重奏のようにどちらを主とするか容易に決定出来ないケースもある。しかしながら、大抵はフルメンバーよりは気軽に作品の輪郭を捉えることが出来る縮小版という側面が大きい。ブラームス自身もそう考えていた節がある。最新の管弦楽曲や室内楽曲をクララ・シューマンに自ら聞かせるために、オリジナルと平行してピアノ版が作成された可能性大なのだ。

オリジナルをピアノ版に転写する際の心得を、親しい友人の一人に語っている。「ブラームス回想録集」第1巻104ページのジョージ・ヘンシェルの証言だ。「大管弦楽曲の全ての声部を全部ピアノ版に盛り込んだところで、そんなものは大名人にしか弾けやせん」「全ての声部が対位法的に正しく動いているかどうかなんぞどうでもいいんだよ」作品の輪郭が大づかみに出来ることこそが大切だと言わんばかりである。巨匠ブラームスのどんぶり勘定が微笑ましい。

対位法の大家ならではのお話である。

 

 

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