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2019年12月12日 (木)

水泳療法

「おばあちゃんからの手紙」という本に興味深い記述があった。ここで言う「おばあちゃま」はクララ・シューマンで、手紙を送られたのはクララの3男の長女ユーリエだ。

クララはユーリエに細々としたことを書き送る。「水泳は16度以上で」「お医者様の指示に従って」と書かれている。体育の授業の話ではなさそうだ。何らかの病気に対する治療の一環だ。さらに興味深いのは「ユーリエ叔母様もそうしたが首尾は良くなかった」と書かれている。ここでいう「ユーリエ叔母様」とはクララ本人の三女「ユーリエ」だ。孫娘ユーリエは早世したクララ自身の三女の名前にあやかった命名だ。

元々病弱だったユーリエが結婚後の子供を2人産み、体調がすぐれぬ中「水泳療法」が施されたことを強く伺わせるものだ。それにしても「16度」という水温には驚かされる。治療の目的は明らかにされていないが無謀な気がする。捻挫ややけど以外冷やして良いことなんぞあり得ないと思うがいかがなものか。海開きのニュースでは、20度の水温でも「冷たい」と表現される。

 

 

 

 

 

 

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