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2020年1月 8日 (水)

勅撰和歌集

天皇の命で作られる和歌集のこと。全部で21あるので以下にまとめてみる。

No 名称 成立年 下命者
1 古今和歌集 905 醍醐天皇
2 後撰和歌集 951 村上天皇
3 拾遺和歌集 1006 花山院
4 後拾遺和歌集 1086 白河院
5 金葉和歌集 1124 白河院
6 詞花和歌集 1144 崇徳院
7 千載和歌集 1183 後白河院
8 新古今和歌集 1205 後鳥羽院
9 新勅撰和歌集 1235 後堀河院
10 続後撰和歌集 1251 後嵯峨院
11 続古今和歌集 1265 後嵯峨院
12 続拾遺和歌集 1278 亀山院
13 新後撰和歌集 1303 後宇多院
14 玉葉和歌集 1311 伏見院
15 続千載和歌集 1320 後宇多院
16 続後拾遺和歌集 1326 後醍醐天皇
17 風雅和歌集 1346 花園院
18 新千載和歌集 1359 後光厳天皇
19 新拾遺和歌集 1363 後光厳天皇
20 新後拾遺和歌集 1382 後円融天皇
21 新続古今和歌集 1438 後花園院
22 新葉和歌集 1381 長慶天皇

22番目は勅撰和歌集に準ずる扱い。南朝専用の和歌集だ。当代一級の歌人が撰者に任命される。和歌所という専門の役所が置かれることもある。大切なのは過去に一度勅撰和歌集に採用された歌を再び採用しないという原則だ。つまり膨大な歌のデータベースがあるということである。パソコンの無い時代、膨大な過去作品の管理を人力で行っていたということに他ならない。撰進は難儀な作業で、過去のさまざま私歌集や、歌合せの中から選んで行く。完成後は下命した天皇に見せて承認を得る。奏覧という儀礼だ。まれにここでダメ出しされることもあるとはいえ、撰者は超名誉だ。

見ての通り、勅撰和歌集の作成は不定期。かなり不規則だ。80年以上開くこともあったが4年のこともある。2度下命した天皇は4名いる。2度撰者を務めた者もまた4名だ。

ちなみに名高い万葉集や小倉百人一首はここにはない。天皇の命令で作られたわけではないから、あくまでも私撰集の扱いとなる。

勅撰和歌集に採用されることを「入集」というう。1首でも採用されたら大変な名誉で、一生歌で食っていけるレベルだという。通算最多入集歌人は紀貫之で475首。以下、藤原定家、藤原俊成親子が続く。通算入集数は歌人の位置づけを簡単に知ることが出来る便利な目安だ。平安から室町初期までの歌人についてはよく機能する。

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