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2020年1月16日 (木)

令和百人一首05

【009】有間皇子

 磐代の浜松が枝を引き結びま幸きくあらばまた環へり見む

【010】柿本人麻呂

 東の野にかぎろひの立つ見えて返り見すれば月傾きぬ

【コメント】有間皇子で飛鳥時代が終わり、人麻呂から奈良時代に入る。有間皇子は孝徳天皇の皇子。斉明天皇が紀伊の国牟呂の湯に行幸中に、謀反の意ありとして捉えられ、藤白の坂で絞首された。中大兄皇子の邪魔になったから排除された疑いが濃厚。本作は護送中の詠で事実上の辞世。「運よくかえってこれたら」という趣旨が痛切。大津皇子の辞世とともに万葉の絶唱。これを入れぬと飛鳥時代を終われない。

奈良時代の冒頭には歌聖・柿本人麻呂に登場願った。「東」は「ひむかし」と読む。一首選ぶのは大変かと思いきや、高校の古典の授業で初めて習い、私の人麻呂像に決定的な影響を与えた一首であっさりと収まった。

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