ブラームス神社

  • 道中安全祈願

おみくじ

  • テンプレート改訂しました

独逸日記

  • ドイツ鉄道博物館のおみやげ
    2012年3月28日から4月4日まで、次女の高校オケのドイツ公演を長男と追いかけた珍道中の記録。厳選写真で振り返る。

ビアライゼ

  • Schlenkerla
    自分で買い求めて賞味したビールの写真。ドイツとオーストリアの製品だけを厳選して掲載する。

カテゴリー

« 令和百人一首22 | トップページ | 令和百人一首24 »

2020年2月14日 (金)

令和百人一首23

【045】後鳥羽院

 我こそは新島守よ隠岐の海の荒き波風心して吹け

【046】後水尾院

 隠岐の海の荒き波風静かにて都の南宮造りせむ

【コメント】歌番号044の私は、045後鳥羽院とページの裏表にあたる。043実朝と見開きの位置、後鳥羽院と背中合わせになれて幸せだ。後鳥羽院は新古今和歌集の編纂を命じた上に実質上撰者だった。歌力、審美眼、歴史観、人脈どれも第一級のうえ、事実上源実朝の名付け親。だから和歌のシューマン。本作、歌に横溢する凛とした風情が帝王の覇気をうかがわせる。この歌のおかげで、「隠岐の海」といえば「波風が荒いもの」という常識が出来上がっていた。それが歌枕というものだ。450年隔てた後水尾院の脳裏にそれが無ければ絶対に詠めない歌。江戸時代の天皇で、昭和天皇に抜かれるまで歴代最長寿の天皇だった。字面としての「南宮」とは内裏の最重要設備・紫宸殿のことだ。しかしその「南宮」が第4句と結句に分断されているおかげで「みやこのみなみ」「みやつくりせむ」と訓ずるほかはないのだが、しっかりと紫宸殿を指していよう。隠岐の海の実景かどうかよりも、「波風静か」ということが大切。「波風静か」は「世の中の平穏」に通じるからだ。とはいえ何よりも何よりも「後鳥羽院大好き」の表明にほかならぬ。下手な現代語訳なんぞ振り回すのは愚の骨頂と心せよ。

「隠岐の海」歌合せ。

« 令和百人一首22 | トップページ | 令和百人一首24 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 令和百人一首22 | トップページ | 令和百人一首24 »

フォト

ブラームスの辞書写真集

  • Img_0012
    はじめての自費出版作品「ブラームスの辞書」の姿を公開します。 カバーも表紙もブラウン基調にしました。 A5判、上製本、400ページの厚みをご覧ください。
2020年6月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
無料ブログはココログ