謹んで提案する
2020年オリンピックイヤー。国民的行事と位置付けられて準備が進んでいるが、それだってやがて終わる。ここに謹んで提案したいことがある。
令和改元を記念して今上陛下の命で23番目の勅撰和歌集を編纂してほしい。
ネット環境フル活用で、広く国民から和歌を募集し、当代一流の撰者が集まって20巻1500歌程度を選んで出版してほしい。ネット公開も考えてもいい。なにか国際的に問題を引き起こすのだろうか。あるいは法的な問題があるのだろうか。内閣総理大臣の執奏に、陛下が答えるという形の勅撰なら象徴天皇制に抵触するとも思えない。
部立ては現代風にアレンジするのもいいだろう。「春夏秋冬」は決定として、「恋」は思い切って省く。それから部立てとしての収まりについて議論の余地もあろうが「青少年」を切り口にしてもいい。中高生枠に100首程度。歴史上の歌人枠として300程度。皇室枠として100程度。撰者枠も20程度。いっそ思い切って一人の入集は1首としてもいいかもしれない。歌会始のお歌は検討の対象だ。
当然、過去の勅撰入集歌は対象外だ。
オリンピックの準備と開催に比べれば費用は安くすむのではあるまいか。
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