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昨日「見開き二首」が歌合せにテイストになっていると書いた。本を広げて同時に見渡せる見開きの便利さを利用した。一方、一枚の紙の裏表にも隠しテーマが設定されていることがある。「1&2」「3&4」の見開きに対して「2&3」「4&5」の要領だ。便宜上「裏合わせ」と命名してある。時代順が経糸、歌合せが緯糸だとするなら、裏合わせは微妙な刺繍。全部にテーマが設定してあるわけでもないから、スパイス的な位置づけだ。
この手の制約を苦にせず、逆に楽しむというのはすこぶるブラームス風だ。
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