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2020年3月19日 (木)

令和百人一首38

【075】織田信長

 冴え昇る月にかかるる浮雲の末吹き払へ四方の秋風

【076】織田信孝

 昔より主を内海の野間なれば報いを待てや羽柴筑前

【コメント】074武田信勝とは義理の祖父と孫で、天目山裏合わせを形成する。織田信長の作は、「鳴かぬなら殺してしまえ」を思い起こさせる命令形を含む。となると「冴え昇る月」とは自分自身かとも。まさかとは思うが、藤原家隆「眺むらむ都の境見ゆばかり雲吹き払へ西の秋風」が念頭にありはせぬか気にはなっている。

織田信孝は信長の三男。本能寺の変の父の死で運命が変転する。後継争いに破れて秀吉から追われる身となる。本作は辞世だ。「主」は「しゅう」と読む。「内海の野間」は今の愛知県知多半島にあってどちらも名鉄の駅名になっている。「内海」は「討つ身」に掛けられている。この地は平治の乱に敗れた源義朝が裏切りにあって討ち死にした故地だ。「羽柴筑前」は秀吉。これら一連の言い回しが秀吉の主君討ちを暗示する。煮えたぎる思いが名指しに凝縮されている。あまりの激情に最後まで「令和百人一首」への収載を迷った。

本能寺の変に惑わされた親子歌合せ。

 

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