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2020年4月11日 (土)

百人一首対比

世に名高い「小倉百人一首」は、まだクラシック音楽への傾斜も始まっていない10歳の私が初めて触れた古典である。意味、背景、作者、みな無視の丸暗記から50年を経て、百人一首の私撰を試みたのが「令和百人一首」だった。「小倉百人一首」が無かったら絶対に思いついていない企画である。

あちらの撰者は藤原定家。天才の名を名をほしいままにする大歌人。勅撰和歌集の撰者も2度務めた。その彼の選んだ「小倉百人一首」を以下の通り意識しまくった。

  1. 最初と最後は天皇御製にする。
  2. 最初は天智天皇(中大兄皇子)にする。
  3. 「小倉百人一首」に採用された歌を選ばない。
  4. 「小倉百人一首」に採用された歌人の採用は可能。
  5. 小倉採用の26人が収載となった。
  6. おおむね時代順に独自の配列をする。
  7. 見開き二首に歌合せテイストを付与する。
  8. 前半50首に「小倉百人一首」の時代を封じ込めた。
  9. 撰者自作を加える。

一方で「小倉百人一首」からの離脱も試みた。

  1. 明治時代まで収載対象を拡大。
  2. 出典の勅撰和歌集縛りを撤廃。
  3. 勅撰和歌集編纂の途絶した時代を古今伝授で補う。
  4. 定家が生きた時代以降の日本史全般の流れを顧慮。
  5. 源実朝ラブを隠さぬ。

選んで並べることにも、意味を感じての試みだったが事実上、上質のパズルだった。定家の気持ちに少しでも近づけた気がする一方、私の脳内組成をパラレルに反映する結果となった。

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