同期11人衆
まずは、以下のリストをご覧いただく。
- 藤原定家
- 藤原家隆
- 慈円
- 西行
- 九条良経
- 式子内親王
- 寂蓮
- 藤原実定
- 平忠度
- 平行盛
- 源義家
いかがだろう。11人なのでまさかサッカーでもとは思わぬが、なんとも香ばしいではないか。このメンバーを見てしみじみ出来る自分が嬉しい。
勅撰和歌集に採用された歌の数を「勅撰入集」として注目してきたが、最初にどの勅撰和歌集に採用されたかにも注目している。最初の勅撰和歌集「古今和歌集」収載の歌人たちはみな「古今集」が勅撰デビューになるという弱点もあるし、古今以前の歌人たちの勅撰デビューは、撰者の判断次第なのが難点だが、第二勅撰和歌集以降最後の勅撰和歌集までは、目安として十分機能する。
「令和百人一首」収載の歌人の中で上記11名はみな、第七勅撰和歌集「千載和歌集」で勅撰デビューの歌人たちだ。私が「千載和歌集」を好きな理由の大半はこれで説明がつく。
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