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2020年6月22日 (月)

拾葉百首ー秋下

<059 堀河院>

 敷島や高円山の雲間より光さし添ふ弓張の月

<060 宇都宮景綱>

 君守る鶴の岡辺の神垣に万代かけよ月の白木綿

<061 法然>

 月影の至らぬ里は無けれども眺むる人の心にぞ住む

062 藤原公任>

 澄むとても幾夜も澄まじ世の中に曇りがちなる秋の夜の月

<063 菅原道真母

 久方の月の桂も折るばかり家の風をも吹かせてしがな

<064 美福門院加賀

 三笠山道踏み初めし月影に今ぞ心の闇は晴れぬる

<065 鴨長明>

 宵の間の月の桂の薄紅葉照るとしも無き初秋の空

066 壬生忠岑>

 久方の月の桂も秋はなほ紅葉すればや照り勝るらむ

067 光孝天皇>

 月の内の桂の枝を思ふとや涙の時雨降る心地する

<068 伏見院宰相

 秋深き寝覚めの時雨ききわびて起き出でてみれば村雲の月

<069 八条院高倉

 神南備の三室の梢いかならむなべて野山も時雨する頃

<070 源頼実>

 木の葉散る宿は聞き分くことぞ無き時雨する夜も時雨せぬ夜も

<071 二条為子

 物思ふ雲のはたてに鳴き初めて折しも辛き秋の雁がね

072 藤原義孝>

 秋はなほ夕間暮れこそただならぬ荻の上風萩の下露

<073 西園寺実氏>

 眺むればすずろに落つる涙かないかなる時ぞ秋の夕暮

074 道因>

 晴れ曇り時雨は定め無きものを降り果てぬるは我が身なりけり

「秋ー下」16首。主役は月から萩をかすめて時雨に至る。063と064は母親どうし。美福門院加賀は定家さまのご母堂である。どちらも息子を思う親心が月に託されている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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