クイーン
記事「ベストフィフティーン」では女流歌人を除外した。もともと「令和百人一首」に女性は16名で、小倉さんちより5名も少ない。歴史なんぞに配慮すると女子の比率は悲惨だ。男子は84名から15名を選んだということを考えると比率的に女子は3名を選ぶこととする。結論から申すなら以下の通りだ。
- 式子内親王
- 永福門院
- 宮内卿
この3名の中では式子内親王だけが小倉百人一首に選ばれている。和泉式部、紫式部、赤染衛門、右近など平安期の女房歌人は全滅ということだ。女子は私の恋歌不感症の影響を受けやすい。この3名の真骨頂は叙景歌にある。写実の妙を追求した人たちだ。名前を列挙しただけで心安らぐ。
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